韓国Kリーグを3連覇中の全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースが、プレミアリーグ出身ウィンガーを迎え入れた。
全北現代は7月20日、モドゥ・バーロウ(27)の獲得を発表した。
ガンビアの首都バンジュール出身のバーロウは、スウェーデンとの二重国籍を保有している。
バーロウは11歳でスウェーデンに移住し、2010年に国内下部リーグのミェルビーAIでプロデビュー。2014年にスウォンジー・シティに移籍し、プレミアリーグでプレーした初のガンビア人選手となった。
その後、ノッティンガム・フォレストやブラックバーン・ローヴァーズ、リーズ・ユナイテッドをレンタル移籍で渡り歩き、2017年にはレディングへと移籍。そして、今シーズンはトルコ1部のデニズリスポルへとレンタル移籍し、24試合3ゴール2アシストを記録していた。
ガンビア代表としてAマッチ8試合の出場経験を持つバーロウは、スピードに長けた選手と評価されている。そのため、サイド攻撃に課題を抱える全北現代に新たな活力をもたらすと期待されている。
去る6月30日に入国したバーロウは2週間の自主隔離を終え、7月14日に行ったメディカルチェックを通過した。その後、クラブと移籍手続きを踏み、選手登録まで終えた。
全北現代入団に際し、バーロウは「全北現代というアジア最高のチャンピオンチームで新たな挑戦を始められてとても光栄だ」とコメント。
そして、「今年もチームがチャンピオンの座につけるよう、自分が持つ長所をすべて注ぎ込みたい」と覚悟を明らかにした。
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