ソン・フンミン（28・トッテナム）が、チームメイトを想い意義あるゴールセレモニーを披露した。
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7月15日（日本時間）、セント・ジェームズ・パークでプレミアリーグ第36節のニューカッスル対トッテナムが行われた。試合は1-3でトッテナムが勝利した。
この日、先発出場したソン・フンミンは前半27分に先制となるゴールを決めた。ジオバニ・ロ・チェルソ（24）のパスからペナルティエリア内で右足を振りぬき、キーパーのニアサイドを破った。
得点直後、右拳を振り上げ感情を爆発させたソン・フンミンは、ハリー・ケイン（26）やロ・チェルソらと喜びを分かち合った。
そして、しばらく微笑を浮かべた後、今度はセルジュ・オーリエと向き合い両手で天を指さした。それを見たオーリエは、彼の得点を祝いつつも感謝を伝えた。
オーリエは去る7月13日、自身の弟を亡くしていた。弟のクリストファー・オーリエは同日、フランス・トゥールーズのナイトクラブでトラブルに巻き込まれ銃撃を受けると、そのまま帰らぬ人となった。
そこでソン・フンミンはゴールセレモニーを通じて、大きな衝撃を受けながらも献身的にプレーをしたオーリエに感謝し、彼の弟の死を弔った。
また、この日2得点でクラブ通算200ゴールを達成したケインも、試合後にSNSで「この勝利はオーリエのため」と投稿していた。
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