元トライアスロン韓国代表が“自殺”…前所属チームで関係者からの暴力行為絶えず

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元トライアスロン韓国代表のチェ・スクヒョン選手が前所属チーム関係者から残酷な行為を受け、22歳という若さで極端な選択をした事実が明らかになり、衝撃を与えている。

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2018年平昌冬季五輪ボブスレー・スケルトン韓国代表監督出身の未来統合党のイ・ヨン議員は、7月1日にソウル特別市で記者会見を開き、徹底した捜査と加害者の処罰を求めた。

イ・ヨン議員は「チェ・スクヒョン選手が6月26日午前、釜山にある宿舎で命を絶った」と話すと、「4月にスポーツ人権センターに通報していたが、大韓体育会、大韓トライアスロン協会、慶北体育会、慶州市庁、慶州警察署の誰も故人の言葉に耳を傾けなかった」と明らかにした。

(写真=YTN)チェ・スクヒョン選手

イ・ヨン議員はチェ・スクヒョン選手が母親に送った最後のメッセージも公開した。

チェ・スクヒョン選手は、遺言かのように「オンマ(お母さん)、愛してる」「あの人たちの罪を明らかにして」と伝えていた。母親は「娘、どうしたの」「ちょっと電話に出なさい」と返信したが、チェ・スクヒョン選手からメッセージが返ってくることは無かった。

(画像提供=イ・ヨン議員)チェ・スクヒョン選手が母親に最後に送ったとされるメッセージ

遺族は、チェ・スクヒョン選手が言った「あの人たち」が前所属チームの監督やチームドクター、一部の先輩だと推測している。

「到底言葉では表せない暴行、暴言、脅迫、セクハラが…」

チェ・スクヒョン選手は生前、前所属チームで練習中に暴力行為を受けた事実を告発していた。遺族は「選手が、生前にも大韓体育会スポーツ人権センターや大韓トライアスロン協会に暴力行為を申告していた」と話した。

また、知人たちも青瓦台の国民請願で「(前所属チームの)慶州市庁では、到底言葉では表せない暴行や暴言、脅迫やパワハラ、さらにはセクハラまで受けていた。当該の暴力は一度だけではなく、持続的かつ繰り返し行われた」とし、加害者に対する徹底した捜査と厳重な処罰を要求した。

慶州市庁のチームメイトと食事の席で、炭酸飲料を注文したという理由で20万ウォン(日本円=約2万円)程度のパンを無理やり食べさせられたり、桃1個を監督に報告せず食べたという理由で暴力も受けたりもした。

また、体重調節に失敗したときは3日間食事をもらえず、スリッパで頬を叩くなどといった残酷な行為も発覚された。

これに対し、大韓トライアスロン協会は迅速で厳重な措置を約束した。パク・ソンウォン会長は声明を発表し、「故人と遺族に深い哀悼の意を表する。協会は今回の事件を非常に厳しく見ている。スポーツ公取委の審議を受け、協会から可能な限り迅速で断固とした措置を取る」と明らかにした。

大韓体育会も、7月1日に立場を表明。「スポーツ人権センターは4月8日に暴力申告を受け付け、被害者の年齢や性別などを考慮し、女性調査官を選定して直ちに調査に着手した。この事件は慶州警察署の取り調べが終わり、大邱地方検察庁慶州思潮に送致され、6月1日に大邱地方検察庁に事件が移され、引き続き調査を行っている」と伝えた。

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