韓国Kリーグの選手追加登録期間が始まった。海外組の救世主たちがいよいよピッチに立つときが来る。
【写真】韓国代表の“美女パートナー”を一挙紹介。ソン・フンミンの恋人は!?
韓国プロサッカー連盟は、6月25日から2020シーズンのKリーグ選手追加登録をスタートさせた。
夏の移籍市場が始まる前から獲得に熱を入れていた各クラブは、選手登録を終えたら来る週末のリーグ戦から新戦力を起用することができる。
何より、各チームの弱点を埋めるためにやってきた海外組の登場に注目だ。
まず、大邱(テグ)FCは北海道コンサドーレ札幌から韓国代表GKク・ソンユン(25)を獲得した。
チョ・ヒョヌが蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)FCへ発ってからは、加入3年目のチェ・ヨンウンがゴールを守っていた。
彼は今シーズンここまで全8試合に出場し、8失点を記録。決して悪くない活躍だったが、2%惜しかった。セジーニャ、エドガー、デヤン・ダムヤノヴィッチら攻撃陣に比べて重みがやや落ちる。
満を持して加入したク・ソンユンは早くもチームに合流し、コンディションも引き上げている状態だ。彼のKリーグ・デビュー戦はすぐ観られることだろう。
城南(ソンナム)FCは、FC東京からレンタル移籍で加入した韓国代表FWナ・サンホ(23)の出場を待ちわびている。
5月の開幕から好調ぶりを見せていた城南は、6月に戦った4試合すべてで敗北を喫した。さらにはフィールドゴールすらも決められなかった。大邱戦で決めたヤン・ドンヒョンのPKが、ここまで6月唯一のゴールである。
6月内だけでなく、城南は第8節まで終えて計5得点と、最下位の仁川(インチョン)ユナイテッドFC(3得点)の次にゴールが少ない。攻撃面での変化は必須だ。
入団直後、すぐにチームに合流したナ・サンホは、メディアのインタビュー要請も断りコンディション調整に集中している。
相手DFから集中的にプレッシャーを受けていたヤン・ドンヒョンも、ナ・サンホの登場によって再び調子を取り戻せるかに注目したい。
全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースは、今シーズン前に中国へと離れたシン・ヒョンミンともう一度手を組んだ。
チームは守備的MFの人材が不足していた。現状はソン・ジュンホ1人に任せきりの状況だが、U-22選手として連れてきたイ・スビンは目立った活躍を見せられず出場機会を得られていない。
そうした点から、シン・ヒョンミンの加入は千軍万馬のような朗報だ。彼は昨シーズン28試合に出場し、中盤の底からチームを支え続けた。実戦感覚への懸念はあるが、ベテラン選手なだけに試合に出れば自身の役割を果たしてくれるはずだ。
そのほかにも、江原(カンウォン)FCはオーストラリア・Aリーグ出身のキム・スボムを獲得し、サイドの層を厚くした。
また、Kリーグ2の水原(スウォン)FCはタイから戻ってきたMFチョン・ジェヨンを迎え入れ、中盤の補強した。
前へ
次へ