「審判がよく決定した」
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復帰弾が“幻”となってしまったソン・フンミン(27・トッテナム)だが、ゴール取り消しの判定は素直に受け入れているようだ。
6月24日(日本時間)、プレミアリーグ第31節のウェストハム・ユナイテッド戦でソン・フンミンは先発出場し、後半41分までプレーした。試合はトッテナムが2-0で勝利した。
ソン・フンミンは試合後、共同取材団に「先週金曜日にマンチェスター・ユナイテッドと再開初戦を戦った。(マンU戦では)勝利を得られず、今回の試合が重要だった」と明かすと、「勝ち点3を獲得し、より良い状況になった。それでも、この先もっと準備をよくしていかなければならない」と続けた。
彼はこの日、後半37分にハリー・ケイン(26)の6カ月ぶり弾をアシストするなど活躍を披露した。だが、前半のゴール取り消しの判定には悔しさが残った。
両者無得点のまま迎えた前半45分、ペナルティエリア左側でジオバニ・ロ・チェルソ(24)からのパスを受けたソン・フンミンは相手のタックルをかわして素早く右足を振りぬき、ゴール左隅に突き刺した。
一度は喜びを爆発させたソン・フンミンだったが、直後に主審がVARを確認。すると、パスを受けた際にソン・フンミンの左足が若干オフサイドラインを越えていることが発覚し、ゴールは取り消しとなってしまった。
実際に中継画面を見ても、ソン・フンミンの左足がオフサイドラインよりも数cm前に出ていたことがわかる。
ソン・フンミンは「VARは今シーズンから導入された。冷静に結果を見なければならない。審判がよく決定した。オフサイドはオフサイドだった」とし、「残念ではあるが、覆すことはできないし認めなければならない」と淡々と語った。
また、プレミアリーグが無観客の形で再開を迎えたことについて、「スタジアムでは選手たちがプレーするが、サポーターが必要だ。状況が状況だから多くの方が自宅から応援してくださっている。それでも惜しい」と率直な心境を明かした。
そして、「サッカーをしたかった。負傷などさまざまな理由で4カ月ぶりに試合した。幸せだ」と彼は語った。
ソン・フンミンは新型コロナによってリーグが中断される以前、右腕骨折によって2月中旬から離脱を余儀なくされた。また、兵役義務遂行など、サッカーから一時離れる時期もあった。だからこそ、再開初戦から2戦連続で試合に出られていることに感慨深いものを感じているのだろう。
最後に、「韓国のファンが応援してくださっていることはよく知っている。成長していく姿をお見せできるよう努力していく」とソン・フンミンは力を込めた。
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