イングランド・プレミアリーグ(EPL)復帰を成功させたソン・フンミン(トッテナム)が、得意とするウェストハム・ユナイテッドを相手にゴールを奪えるか関心が高まっている。
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ソン・フンミンが所属するトッテナムは来る6月24日4時15分(日本時間)、英ロンドンのトッテナム・ホットスパースタジアムで開催される2019-2020シーズン、プレミアリーグ第 31節でウェストハム・ユナイテッドと対戦する。
去る6月20日にプレミアリーグが新型コロナを乗り越えて再開したなか、ソン・フンミンは負傷を克服してマンチェスター・ユナイテッド戦に出場(1-1の引き分け)。チーム最多となる4本のシュートを見せるなど、依然としてアタッカーとしての才能を披露した。ただ期待された攻撃ポイント(ゴール+アシスト)は記録できなかった。
今回のウェストハム戦で、シーズン17ゴール目であり、4シーズン連続となるリーグ10ゴール目に再挑戦する。
ソン・フンミンは2015年夏にトッテナムに入団して以降、複数のクラブを相手にゴールを記録したが、特にウェストハム戦では驚異的な活躍を見せてきた。通算7試合で、4ゴール6アシストを記録し、二桁の攻撃ポイントを作り出している。
今シーズンもゴールを記録した。2019年11月23日のウェストハム戦では、前半36分の先制ゴールに続き、前半43分にアシストを記録し、1ゴール1アシストでチームを3-2の辛勝を導いた。特にその試合は、新たに就任したジョゼ・モウリーニョ監督のトッテナム・デビュー戦だった。以降、ソン・フンミンはモウリーニョ監督の戦術の必須カードとなった。
今シーズンの対戦のほか、最近2年間にソン・フンミンはウェストハム戦でゴールを量産してきた。2018年1月のホームゲームでも後半終盤に同点弾を決めて1-1の引き分けを演出し、同年10月のリーグカップでは2ゴールを記録して3-1の勝利をもたらした。2018年以降、4度対戦し、1試合(2019年4月27日EPLホームゲーム)を除いた3試合で、4ゴール1アシストの“ワンマンショー”を繰り広げた。
プレミアリーグ再開の試合となったマンU戦を1-1で引き分けたトッテナムは、勝ち点42(11勝9分10敗)でリーグ8位にとどまっている。次期シーズンチャンピオンズリーグ出場権が与えられるリーグ4位のチェルシー(勝ち点51)とは、勝ち点差が9の状況である。残り8試合が残っているが、ウェストハム戦では必ず勝ち点3が必要だ。
ソン・フンミンをはじめ、ハリー・ケイン、ステーフェン・ベルフワインなど攻撃陣の活躍がこれまで以上に切実といえる。幸いなことにウェストハムは、チームの雰囲気を変える解決策を見つけていない。去る6月21日のウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦も0-2で敗れ、勝ち点27のまま。自動降格となる18位ボーンマス(勝ち点27)とは得失点差しかなく、なんとか17位としている。今年に入って行われた11試合で、わずか2勝(2分7敗)という不振だ。
得意とするウェストハム戦でソン・フンミンが再び得点レースに火をつけるのか、注目したい。
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