6月10日、韓国Kリーグの城南(ソンナム)FCが、FC東京のナ・サンホを2020年末までレンタルで獲得したことを発表した。
【関連】城南FC率いるキム・ナミル監督は元Jリーガー!5月の月間最優秀監督にも選出
1996年生まれのナ・サンホは2017年に光州(クァンジュ)FCでプロデビューし、Kリーグ2(2部)での2年間で49試合18ゴール1アシストを記録。
2018年にはKリーグ2のMVP、得点王、ベストイレブンを総なめし、韓国サッカーの期待株へと成長した。
韓国代表でも活躍し、昨年にJリーグのFC東京へと移籍したナ・サンホは、2019シーズンで25試合に出場し2ゴール1アシストを記録した。だが、今年に入り新型コロナウイルス感染症の影響で中断期間が続いたことを受け、Kリーグへの復帰を決めた。城南FCとしても、得点力強化に悩んでいたキム・ナミル監督の関心が大きかった。
城南FCは「ナ・サンホは優れたスピードとインパクトのあるドリブル突破、シュートなど実力が証明された選手だ。キム監督はナ・サンホが戦術的により多くの攻撃的オプションを持つうえで大きな役割を果たすと期待している」と伝えた。
ナ・サンホは「城南でプレーすることになり光栄だ。良いコーチ陣と親しい先輩後輩、同僚がいてモチベーションになる。城南で自分の発展とチームの目標達成のために最善を尽くす」と決意を述べた。
ナ・サンホは週内にもチームに合流する。城南FCは来る6月25日から開かれる選手追加登録期間を通じてナ・サンホの登録を済ませ次第、実践でも起用する予定だ。
前へ
次へ