「ますます混乱するのでは」ACL強行開催の意志に出場クラブ関係者が懸念の声

2020年06月09日 サッカー #ACL
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「ますます混乱するのではないかと…」

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アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に参戦中のクラブのとある関係者は、ため息をつきながらこのように話した。

去る6月3日、アジアサッカー連盟(AFC)は声明を発表。2月のグループステージ途中で新型コロナウイルス感染症の影響でストップした2020シーズンのACL残りの日程を、縮小せず正常にすべて消化することを伝えた。

AFCは最近、ACLの国家関係者と2度ビデオ会議を開き、残りの99試合をすべて消化することを決め、「できるだけ早い時期に再開することで参加国の意見がまとまった」とした。だが、依然として具体的な再開日は定まっていない。

アジア諸国でも、韓国Kリーグはじめ一部のリーグは開幕や再開に成功しているものの、未だに再開の目途すら立っていないリーグの方が大半だ。

「縮小しても良いから具体的な案を」

当時、ビデオ会議に参加した韓国プロサッカー連盟の関係者は、6月7日に本紙『スポーツソウル』との電話インタビューに応じ、次のように話した。

「ACLは国家クラブ対抗戦であり、国ごとに新型コロナの対応事情がまちまちだ。現在は出入国自体が自由ではないため、当然憂慮ムードはあった」

「しかし、AFCはアジア全諸国の出入国状況を随時チェックしており、円滑に進行できるようにする意志を示した」

AFCは先月、無観客の形式でシーズンを再開させようとしたが、これに先立ち東京五輪が1年延期を確定したことで、再び白紙状態に戻った。

ACL水原三星対ヴィッセル神戸戦でのイニエスタ

また、Jリーグでヴィッセル神戸といったACL出場チーム内で新型コロナ感染者が発生したことも大きな変数だった。

一角では、今年下半期に、新型コロナの事態が鎮静化し防疫システムが定着した特定の国に集まり、グループステージとトーナメントの日程を大幅に縮小して実施する案も出た。

ほかにも、2000年代初めにSARS騒ぎでACLが半年ほど延期されて秋春制で開かれたケースを参考に、今シーズンも秋春制で再開させる見通しも出ていた。

だが、不確実性の連続が“プランB”の準備を阻んだ。結果、巨額の放映権料など収益と関連した内部契約の調整も難しくなり、残りの日程を正常に消化する方向に行きついた。

AFCの「ACL正常化の意志」には参加チームも首をかしげている。

ACL出場クラブのある関係者は、「縮小しても良いから具体的な青写真が出てこなければならない。いたずらにACLを強行開催して予期せぬ問題が生じても困る。何より、各リーグが過密日程などであらゆる困難に陥る可能性がある」と言及した。

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