Jリーグで京都サンガF.C.、SC相模原、ザスパクサツ群馬、アスルクラロ沼津、ジュビロ磐田に在籍した石田雅俊(大田ハナシチズン)が、韓国Kリーグ1第32節のMVPに選ばれた。
石田は10月5日、浦項(ポハン)スティールヤードで行われた浦項スティーラーズ戦で2ゴールを記録し、大田(テジョン)ハナシチズンを3-1の勝利に導いた。
ベストマッチも浦項対大田の試合が選ばれた。 この日、大田は前半2分に石田の先制ゴールでリードしたが、浦項のイ・ホジェが同34分に同点弾を記録し、勝負を振り出しに戻す。しかしその後、大田が後半6分に石田、同14分にエルナンデスの得点で浦項を突き放し、最終的に大田の3-1勝利で幕を閉じた。
ベストチームは金泉尚武(キムチョン・サンム)だ。金泉は5日、金泉総合運動場で蔚山(ウルサン)HD FCと対戦し、イ・ドンジュン、キム・スンソプ、イ・ドンギョンの得点で3-0の大勝を収めた。
Kリーグ2第32節のMVPは、全南(チョンナム)ドラゴンズのバルディビアだ。
バルディビアは5日、光陽(クァンヤン)サッカー専用球場で行われた天安(チョナン)シティFC戦で1ゴール2アシストを記録し、全南を4-1の勝利に導いた。
全南からはバルディビアのほか、ロナン、チョン・ジヨン、チェ・ボンジンがベストイレブンに選出。ベストチームにも全南が選ばれた。
ベストマッチは4日、水原(スウォン)ワールドカップ競技場で行われた水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングス対富川(プチョン)FC 1995の試合だ。
試合は富川が前半29分の高橋一輝、後半5分のジョン・モンターニョの得点で2点リードを奪う。ただ、水原が後半9分にパク・ジウォンのゴールで反撃に出ると、同アディショナルタイムにスタニスラフ・イリュチェンコが劇的な同点弾を記録。最終的に2-2の引き分けで試合終了となった。
Kリーグ1およびKリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW:セシーニャ(大邱FC)、石田雅俊(大田ハナシチズン)、イ・ドンギョン(金泉尚武)
MF:キム・スンソプ(金泉尚武)、キム・ボンス(大田ハナシチズン)、ナム・テヒ(済州SK FC)、イ・ドンジュン(金泉尚武)
DF:キム・ガンサン(金泉尚武)、ウ・ジュソン(大邱FC)、キム・ムンファン(大田ハナシチズン)
GK:キム・テフン(金泉尚武)
―Kリーグ2
FW:ピョン・ギョンジュン(ソウルイーランドFC)、ロナン(全南ドラゴンズ)、マテウス・セラフィム(水原三星ブルーウィングス)
MF:チョン・ジヨン(全南ドラゴンズ)、バルディビア(全南ドラゴンズ)、ホ・ヨンジュン(ソウルイーランドFC)、フェシン(釜山アイパーク)
DF:キム・ゴンヒ(仁川ユナイテッド)、キム・オギュ(ソウルイーランドFC)、クァク・ユンホ(ソウルイーランドFC)
GK:チェ・ボンジン(全南ドラゴンズ)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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