2024年パリオリンピックでアーチェリー韓国代表監督を務めたパク・ソンスさんがこの世を去った。
【写真】「巨人症」と闘病…59歳で逝去した205cmの韓国女性オリンピアン
8月27日、韓国警察とスポーツ界関係者によると、パク・ソンスさんは同日午前9時頃、韓国中部の忠清北道・清州(チュンチョンブクト・チョンジュ)にある宿舎で亡くなった状態で発見された。55歳だった。
パク・ソンスさんは最近、パリオリンピック制覇記念で開催された「第42回会長旗大学・実業大会」で弟子たちを指導するため、清州に滞在していたという。
警察はパク・ソンスさんが持病によって亡くなったと見て、正確な死因を確認している。
1970年5月19日生まれのパク・ソンスさんは自身もアーチェリー選手として活躍し、1988年ソウル五輪では高校3年生にして韓国代表に選出。男子個人で銀メダル、男子団体で金メダルを獲得し、韓国アーチェリーの存在を世界に強く印象づけた。
選手引退後は2000年より指導者に転向。2004年にアーチェリー韓国代表のコーチに就任し、オリンピックなど国際舞台における韓国アーチェリーの躍進を支えた。
特に、2024年パリ五輪では男女合計5個の金メダル獲得という快挙に大きく貢献し、「名将」として称えられていた。
なお、パク・ソンスさんの娘パク・ゴギョン(24)は、高校時代に射撃選手として活動。2022年には「ミス・コリア京畿-仁川」で善(2位)に選ばれ、現在はインフルエンサーとして活動している。
■【写真】「巨人症」と闘病…59歳で逝去した205cmの韓国女性オリンピアン
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