元阪神タイガースのオ・スンファンとの違いが明確に…飲酒運転事故のカン・ジョンホ

決定権は今、キウム・ヒーローズに移った。

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72試合の出場停止処分となった当時、韓国プロ野球球団に籍を置いていなかった元阪神タイガースのオ・スンファン(サムスン・ライオンズ)のように、現在所属球団のないカン・ジョンホも韓国野球委員会(KBO)から懲戒を受けた。

KBOは5月25日に賞罰委員会を開き、韓国プロ野球復帰の意思を明らかにしたカン・ジョンホに、1年間の出場停止とボランティア活動300時間の制裁を下した。

元阪神オ・スンファンとの違い

表面だけ見れば、2019年にサムスン・ライオンズに戻ったオ・スンファンと似た状況に見える。しかし社会的物議となった度合いや、選手と球団の関係を考慮すると、かなり違う。

カン・ジョンホ

オ・スンファンはカン・ジョンホと異なり、韓国復帰の意思を表明し、復帰時にはサムスンでのプレーを明示した。

しかしカン・ジョンホは、韓国復帰時の所属チームであるキウム・ヒーローズと何の対話もしていない。キウム・ヒーローズもカン・ジョンホに対して、消極的な立場を維持している。

何よりもオ・スンファンの懲戒事由である海外遠征賭博と、カン・ジョンホの3度にわたる飲酒運転と1度の飲酒事故は、その罪の重さにも差があるといわざるを得ない。

サムスン・ライオンズは2019年8月6日にオ・スンファンと契約し、すぐにオ・スンファンを登録選手名簿に入れた。登録選手名簿に含まれると、グラウンドでオ・スンファンの復帰歓迎式も行った。

オ・スンファンの復帰は6月末

オ・スンファンは昨年、72試合の出場停止処分中30試合を消化した。5月24日までサムスン・ライオンズは18試合を終えたため、あと24試合が消化されればオ・スンファンは1軍の舞台に立つことができる。

オ・スンファン

順調にいけばオ・スンファンは、6月末にサムスン・ライオンズのユニホームを着てマウンドに上がる予定だ。2013年以来となる。

一方、現時点ではカン・ジョンホがキウム・ヒーローズのユニホームを着て、1軍の舞台に立つ時期を約束することができない。

キウム・ヒーローズは賞罰委員会の懲戒発表後、「まだ選手側から復帰するという要請がない。カン・ジョンホ側から要請があれば、その時に議論したい」と、まだ距離を置いている。

3度の飲酒運転と1度の飲酒事故があるため、カン・ジョンホと距離を置いているが、追加の内部議論を通じて球団の方針を決定するという意味だと思われる。

キウム・ヒーローズがすぐに動けば、1年後にカン・ジョンホが1軍の舞台に戻る可能性もあるが、最終決定までにはまだ時間が必要なのかもしれない。

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