韓国プロ野球がついに観客入場解禁へ。“ウィズコロナ”時代の観戦文化はどうなる?

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韓国プロ野球が観客入場の準備を始めた。慎重ながらも着実に進んでいる。

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あくまで政府の許可が下りたときに備えたスタンスだが、混乱を最小限に抑えるため、マニュアル通り綿密に点検する姿が随所で捉えられている。

斗山ベアーズとLGツインズが本拠地として使用するチャムシル球場は、韓国野球委員会(KBO)が展開中の“SAFEキャンペーン”バナーが出入り口の一角にラッピングされたまま置かれている。

チャムシル球場の出入り口に置かれたバナー

他にも、選手の動線や観客を分散させるためのバリケードが約50個準備中だという。

チャムシル球場は選手と観客席が同じ中央出入り口から入場する構造のため、KBOの新型コロナ対応タスクフォース(TF)チームが作成したマニュアルに合わせ、動線分離のためには別途の構造物が必要だ。

KBOのキム・シジン競技運営委員長は「球団バスから選手が下車し、球場に入る際は観客と3m程度分離されていなければならない」と話した。鉄骨で作られたバリケードは、選手の出退場時に活用される予定だ。

選手と観客の動線を分離するためのバリケード

韓国プロ野球の入場解禁はいつになる?

最近、ソウル市では新型コロナ予防規則の順守を点検するための実態調査が行われた。

グラウンドキーパーなど球場関係者はスマートフォンで出来る自己診断アプリを義務付けられ、毎日追跡管理されることになった。単なる感染予防ではなく、観客入場時の行動ルールに従ったものとみられる。

観客入場に向けて、球団マーケティングチームと球場管理チームは慌ただしく動いている。彼らはTFチームの会議結果に神経をとがらせながらも、観客入場の許可を待っている。

マーケティングチーム関係者は「10%にならなければ1000人でもまず観客を入場させて、推移を見守るのが良い。小規模でも観客の入場によって予想できなかった変数が発生する可能性がある。これにより、観客規模をさらに増やした際の行動ルールやマニュアルのアップデートが可能になる」と強調した。

リハーサル形式で行うこともできるが、実際に接してみなければ“ウィズコロナ”時代の観客文化を創り出すことは難しいというのが共通意見である。

昨シーズン、満員で行われた韓国プロ野球開幕戦

KBOも文化体育観光部と中央災難安全対策本部(以下、中対本)との会議を前に、地道な意見交換を行っている。

KBOのリュ・デファン事務総長は「中央政府の指針に沿い、KBOも観客席開放を検討するという基本的立場に変化はない」とし、「野球産業への従事者や、新型コロナ感染拡大でストレスを受けた国民のことを考えると、一刻も早く野球ファンに選手のプレーを直接見せたい」と話した。

また、「各球団と球場は、新型コロナ対応マニュアルに従って予防規則を徹底的に守り、防疫もきちんと行っていると聞いている。選手を含む構成員とファンの安全が最優先であるだけに、中対本の勧告に忠実に従う」と続けた。

「6月にはファンが直接観戦できることを期待している」というKBO。

日常へ復帰するための時計は、ゆっくりながらもしっかりと進んでいる。

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