韓国にルーツを持つアメリカ生まれの“美しき女子バレー選手”レベッカ・レイサム(28)が、悲願の韓国Vリーグ復帰を果たした。
韓国プロバレーVリーグ女子部の興国生命ピンクスパイダースは7月29日、新外国人選手レベッカ・レイサムが仁川(インチョン)国際空港を通じて韓国に入国したことを発表した。
今後はメディカルチェックなどを経て、本格的にチーム練習に合流する予定だという。
レイサムは1997年6月23日生まれの28歳で、韓国出身の祖母を持つ韓国系アメリカ人だ。米テキサス州出身でアメリカ国内の高校、大学卒業後にイタリアへ渡り、2部リーグのFVブスト・アルシーツィオでプロ選手としてのキャリアを始めた。
その後、2021年4月の韓国Vリーグ外国人選手ドラフトでIBK企業銀行アルトスの指名を受けて入団したが、2021-2022シーズン途中の同年12月にチームの外国人選手交代の影響もあり退団。
以降はギリシャやプエルトリコを渡り歩き、今年5月にトルコで行われた外国人選手トライアウトで興国生命の指名を受け、約4年ぶりにVリーグ復帰を果たすことになった。
レイサムは韓国入国に愛し、興国生命を通じて「興国生命という素晴らしいチームとともに、再び韓国でプレーすることができて非常にワクワクしている。ファンの期待に応えらえるよう、さらに強い姿でコートに立つ」と意気込みを語った。
チーム関係者は「レイセム選手はVリーグでのプレー経験もあるため、チームやリーグにも早く適応できるだろう。試合で魅せる高いプロ意識はもちろん、ファンとの交流にも積極的な選手なので、今シーズンはコート内外でチームにポジティブなエネルギーをもたらしてくれると期待している」と、レイサムへの期待感を示した。
興国生命は2024-2025シーズンのVリーグ女子部において、6年ぶり通算4度目の統合優勝(レギュラーラウンド、チャンピオン決定戦ともに優勝)を果たした強豪チームだ。2025-2026シーズンからは日本人監督の吉原知子氏が新たにチームを率いる。
(記事提供=OSEN)
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