サガン鳥栖の破産危機に韓国紙も注目「トーレス獲得、バタフライ効果?」

2020年04月27日 サッカー #Jリーグ

サガン鳥栖の破産危機に、韓国メディアも関心を寄せているようだ。

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4月26日、サガン鳥栖の運営会社サガン・ドリームスは、20億1486万円の純損失を記録した昨年度の決算を発表した。その前期にも5億8188万円の赤字を計上していたため、2期連続での赤字となる。

売上高は前期よりも17億円減の25億6160万円。前期に22億9601万円と過去最高を記録した広告収入も、主要スポンサーの撤退によって8億1052万円と大幅な減少を記録した。

加えて、去る2018年から1年間プレーした元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(36)の年俸5億円も、財政難に大きな影響を及ぼしているものとみられる。

(写真提供=松尾/アフロスポーツ)フェルナンド・トーレス

新型コロナウイルス感染症に伴うJリーグの中断も、入場収益などに打撃を与えている。

サガン・ドリームスの竹原稔社長は「どんな手段を使ってでも生き残れるよう、最善を尽くしたい」と述べた。ただし、3期連続で赤字が続くようであれば、クラブライセンスのはく奪がなされる可能性もある。

本紙『スポーツソウル』は「トーレス獲得、バタフライ効果?破産危機に追い込まれたサガン鳥栖」と見出しを打つと、「ユン・ジョンファン監督やキム・ミヌ、キム・ミンヒョクが活躍したサガン鳥栖が、破産の危機に陥っている」と報じていた。

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