アメリカ出身の“美しすぎる女子バレー選手”が、韓国Vリーグへの復帰を目指している。
韓国バレーボール連盟(KOVO)は4月29日、「2025年KOVO外国人選手トライアウトおよびドラフトが、5月5日から10日にかけてトルコ・イスタンブールで男女同時開催される」と発表した。
今年は男子135人、女子72人の選手がトライアウトにエントリーした。当初はここから各チームの評価を通過した男女各上位40人の選手が現地に招待される予定だったが、キャンセルが相次いだ結果、最終的には男子39人、女子37人が現地に集まる。
これに加え、2024-2025シーズンに韓国Vリーグでプレーし、再挑戦を希望する男子3人、女子6人もトライアウトに参戦。男子は計42人、女子は計43人が韓国Vリーグ入りを目指すことになった。
男子では今年3月に日本製鉄堺ブレイザーズを退団した身長206cmのカナダ人オポジットのシャロン・バーノン=エバンズ(26)のほか、元東京グレートベアーズのブラジル人オポジットのラファエル・アラウージョ(32)など日本に縁ある選手もエントリー。一方、女子で注目を集めているのがレベッカ・レイサム(27)だ。
レイサムは1997年6月23日生まれの27歳で、韓国出身の祖母を持つ韓国系アメリカ人。米テキサス州出身で、アメリカ国内の高校、大学卒業後にイタリアへ渡り、2部リーグのFVブスト・アルシーツィオにチーム初の外国人選手として加入。以降、2シーズンにかけて活躍を披露した。
韓国Vリーグ挑戦は今回が初ではなく、2021年に外国人選手ドラフトを通じてIBK企業銀行アルトスに加入したことがある。
当時は“韓国との縁”はさることながら、容姿端麗なビジュアルもあってバレーファンの間でも大きな注目を集めた。来韓後も誠実な練習態度や適応力を発揮し、191cmの長身を生かしたパワフルなアタックに期待が寄せられていた。
しかし、期待とは裏腹に、レイサムは外国人選手としての役割を果たすことができず、2021年11月末にIBK企業銀行から放出された。ただ、自身の後任となる外国人選手が合流するまでの4試合でも、レイサムは不満を示すことなく真摯にプレーを披露。韓国Vリーグでのラストマッチを終えた後は、涙を流して再挑戦を誓った。
なお、韓国Vリーグにおける外国人選手の1年目の年俸は、男子が40万ドル(日本円=約5694万円)、女子が25万ドル(約3558万円)。2年目以降は男子が55万ドル(約7829万円)、女子が30万ドル(約4270万円)に設定されている。
2024-2025シーズンに韓国Vリーグでプレーした選手には、元所属チームに優先指名権が与えられる。その際、当該クラブは選手との契約書をドラフト前日の5月8日18時(現地時間)までに連盟へ提出する必要がある。
はたして“美しすぎる女子バレー選手”レイサムは韓国Vリーグに復帰することができるのか、トライアウトでの猛アピールを期待したい。
(記事提供=OSEN)
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