U-22中国代表がU-22韓国代表に勝利したことを受け、中国国内で「こんな韓中戦は珍しい」との声が上がっている。
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イ・チャンウォン暫定監督が率いるU-22韓国代表は、3月23日に中国・江蘇省塩城のオリンピックスポーツセンタースタジアムで行われた4カ国親善大会の第2戦でU-22中国代表に0-1で敗れた。
去る20日の初戦でベトナムと1-1で引き分けた韓国は、今回の敗戦で1分1敗としている。
試合は中国の大観衆に囲まれる“完全アウェイ”のなか、前半から決定機を多く作られる一方的な展開が続いた。
後半は選手交代を通じて韓国も巻き返しを図ったが、得点は生まれず。同37分には身長188cmで本職CBのDFホン・ジェソク(21、釜山アイパーク)を前線に起用する采配もあったが、直後の41分にコーナーキックから中国の決勝点を許し、1点差での敗戦となった。
試合後、とある中国メディアは「前半は中国が明確に優位に立っていた。5本のシュートのうち4本が枠内を捉えた」と報じたうえで、「(前半の)韓国はわずか1本のシュートにとどまった。このような場面は、これまでの両国の試合ではなかなか見られない場面だった」と驚きをもって伝えている。
韓国の拙戦ぶりが、勝利した中国にとっても意外だったというわけだ。
現在のU-22韓国代表は2026年のU-23アジアカップを目指して編成されているチームであり、同大会の予選は今年9月から始まる予定だ。
ただ、現時点でU-22韓国代表の正式な監督は決まっておらず、韓国サッカー協会(KFA)の選任指導者であるイ・チャンウォン氏が暫定的に指揮を執っている。
韓国は次戦、来る25日にウズベキスタンと大会最終戦を戦う。果たして同試合では無事に勝利を収めることができるだろうか。
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