現役メジャーリーガーが韓国のコロナ対策を絶賛「韓国人の生き方そのものだ」

「アメリカ人は自分が感染を避けるためにマスクをする場合が多い。もちろん、私は社会や哲学を分析する人ではない。しかし、ウイルスを防ぐためには責任感が必要だ。新型コロナウイルス対処法で東洋マインドと西洋マインドの差が現われていると思う」と付け加えた。

リンドブロムは「西洋の人々は個人に焦点を合わせる。自分が最も望むこと、必要なことを選択することに集中する。しかし、東洋人は組織やグループのことを考えている。 自分の決定が組織にどんな影響を与えるかを、まず考える。東洋と西洋は生まれたときから、このような文化的違いがある」と自身の経験をもとに分析した。

リンドブロムは、東洋と西洋の違いをグラウンドの上でもそのまま守ってきたと振り返った。

「(韓国で)野球をやっているときも、挫折を迎えることがあった。私はその度にもはやアメリカにいるのではないと考えた。今は外国にいるんだ、この国のやり方を尊重しなければならないと自分に言い聞かせ、それとともに多くの利得を得た」と、自らがKBOリーグで成功できた要因を伝えた。

韓国時代のリンドブロム

2015年、ロッテ・ジャイアンツ所属選手として韓国プロ野球にやって来たリンドブロムは、2018年には斗山(ドゥサン)ベアーズに移籍し、2年間でリーグ最高投手に躍り出た。

特に2019年は20勝3敗、平均自責点2.50と大活躍し、MVPを受賞。韓国で技量向上を果たしたリンドブロムは2019年12月、ミルウォーキー・ブルワーズと3年912万ドルで契約し、メジャーリーグへのUターンを果たした。

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