多くの日本人選手が活躍を披露したロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブスの“東京開幕戦”を、韓国メディアはどう見たのだろうか。
3月18日、東京ドームで行われたドジャース対カブスの開幕戦第1戦はドジャースが4-1で勝利した。
ドジャースはムーキー・ベッツ(32)やフレディ・フリーマン(35)など主力の欠場もあったなか、大谷翔平(30)が5打数2安打2得点、先発の山本由伸(26)が5回1失点など日本人の活躍が光り、初戦勝利に成功した。
一方、カブスは先発の今永昇太(31)が4回まで無安打(4四球、2奪三振)の好投を披露し、打線も2回に先制点を挙げた。ドジャース打線は今永の好投の前に沈黙し、4回まで1本のヒットも記録できなかった。
ところが、今永がマウンドを降りた5回から雰囲気が一変。ドジャースはアンディ・パヘス(24)が四球を選んで出塁すると、大谷がカブス2番手ベン・ブラウン(25)のカーブを捉え、右方向へ時速173kmの痛烈な打球を放ち、チーム初ヒットを記録した。
この一打で一死一、三塁のチャンスを迎えると、トミー・エドマン(29)の左前適時打で1-1の同点に。その後、テオスカー・ヘルナンデス(32)の内野ゴロの間にカブス二塁手が送球ミスを犯し、大谷がホームを踏んで逆転に成功。さらにはウィル・スミス(29)の適時打で3-1とリードを広げた。
9回表には先頭打者の大谷が右方向へ二塁打を放ち、追加点のチャンスを演出。以降、エドマンの内野ゴロで三塁へ進むと、ヘルナンデスの左前適時打で再びホームに帰り、決定的な4点目を挙げた。
ドジャースの先発・山本は昨年、韓国・ソウルで行われたMLB開幕戦で1回4被安打5失点とほろ苦いデビューを経験したが、この日は1年前の悪夢を払拭する力投を披露。最速158kmのストレートと151kmのスプリットを駆使し、5回3被安打1失点4奪三振の好投で先発勝利を飾った。
ドジャースは昨年のソウル開幕戦でもサンディエゴ・パドレスに勝利しており、今年は東京でも勝利を収めたことで、2年連続で海外開幕戦白星スタートに成功した。
なお、カブスの鈴木誠也(30)は「2番・指名打者」で出場したが、4打数無安打に終わった。
ドジャース対カブスの東京開幕戦第2戦は本日(19日)東京ドームで行われる。
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