「メリットはある。だが…」紅白戦続きの日々に限界迫る韓国プロ野球。打開策は?

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韓国プロ野球では現在、各球団がチーム内紅白戦の実施で戦力維持を図っている。

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4月7日から予定されていた他チームとの練習試合は、新型コロナウイルス感染症の拡大が未だ止まないこともあり、不透明な状況にある。紅白戦の日々がさらに長くなるかもしれない。

紅白戦はチームメイトと試合を行うため、他チームとの練習試合よりも緊張感は多少落ちてしまう。投手の場合、積極的な内角攻めを躊躇することもある。

キウム・ヒーローズのソン・ヒョク監督は、隔日で進めていた紅白戦を中3~4日に1試合程度とする方針だ。

その理由について、ソン監督は「選手のコンディションが予想よりも上がらない。いくら“集中しろ”と言ったとて、けがのリスクが心配だ。想像以上に疲労が溜まっているだろう。開幕がさらに延びることになれば、選手のコンディション維持も難しくなる」と述べる。

紅白戦は無観客で行われている(写真はKTウィズパーク)

集中力の低下は予期せぬけがにつながりかねない。ソン監督は、選手間の緊張感の維持と集中力向上のため、紅白戦を減らし練習日を増やす構想だという。

もちろん、紅白戦によるメリットもある。

ソン監督は「他チームとの試合では神経を使う部分が多い。だが、チーム内で行えば選手起用に苦はない。いつでもイニングを切ることもできる。選手に過負荷がかかることもなく、投手も投球数が多ければすぐに交代できる」と、メリットについて話す。

SKワイバーンズやKIAタイガース、NCダイノスなどは1、2軍間での紅白戦を行っている。1軍選手の試合感覚引き上げと、2軍選手のモチベーション向上によるシナジー効果を期待しているのだ。紅白戦による限界を補完するべく、各球団も努力をしている。

各球団の監督も紅白戦続きの日々に打開策を見出している(写真はSKのヨム・ギョンオプ監督、右から2番目)

1、2軍間の紅白戦は、より多くの選手をチェックできるメリットがある。とはいえデメリットも多い。

緊張感の問題を多少なりとも解決できるとはいえ、相手チームの戦力分析ができるわけではない。相手チームの分析資料が出れば、各球団もそれに対応するマニュアルを作成できる。新加入の外国人選手たちも韓国プロ野球での勝利方式を見出すことができる。

各球団は、チーム内での紅白戦に限界を感じる中であらゆる代替案を模索している。

だが、何よりも一番に望んでいるのは、今の状況が一日も早く正常通り復帰されることだろう。

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