侍ジャパンとも対戦する野球韓国代表が、プレミア12に向けたトレーニング招集メンバーを発表した。
韓国野球委員会(KBO)の戦力強化委員会は10月11日、「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に向けた野球韓国代表のトレーニング招集メンバー35人を発表した。
今大会は規定に基づき、開幕戦まで最終メンバーの追加・交代を行うことができる。戦力強化委員会はポストシーズンやトレーニング期間に各選手をチェックし、28人の最終メンバーを確定する予定だ。
今回発表された35人は、球団別ではLGツインズから6人、KTウィズから4人、SSGランダースから2人、NCダイノスから3人、斗山(トゥサン)ベアーズから4人、KIAタイガースから7人、ロッテ・ジャイアンツから2人、サムスン・ライオンズから4人、ハンファ・イーグルスから1人、キウム・ヒーローズから2人が選出された。
ポジション別では、投手が17人、捕手が3人、内野手が9人、外野手が6人で構成された。このうち、キム・テギョン(19、斗山ベアーズ)が2024年シーズンにプロ入りした高卒ルーキーで唯一メンバーに選ばれた。
ポストシーズンに進出している球団の所属選手は、球団のポストシーズン日程が終了次第、代表に合流する。
戦力強化委員会は今回、2026年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)と2028年ロサンゼルス五輪を見据え若手中心のメンバーを構成した。
昨年の杭州アジア大会とアジアプロ野球チャンピオンシップに続き、今後の韓国野球をけん引する若手有望株たちが、プレミア12を通じてより一層レベルの高い国際大会を経験し、個人の競争力を強化することに目的がある。
韓国はオープニングラウンドで日本、台湾、キューバ、ドミニカ共和国、オーストラリアと同じグループBに入った。
グループBは11月13日から18日にかけて台湾・台北で開催される。各組1~2位が進出するスーパーラウンドは同月21日から日本の東京ドームで行われる。
韓国は今後、10月24日に高尺(コチョク)スカイドームで練習試合を行った後、11月1~2日にキューバと2度の強化試合を行う。
そして、11月8日に台湾へ出国し、大会に向けた準備を進める予定だ。
以下、野球韓国代表の練習招集メンバー35人。
◇
△投手
―右腕投手
ユ・ヨンチャン(27、LGツインズ)
コ・ヨンピョ(33、KTウィズ)
パク・ヨンヒョン(21、KTウィズ)
ソ・ヒョンジュン(23、KTウィズ)
オム・サンベク(28、KTウィズ)
チョ・ビョンヒョン(22、SSGランダース)
クァク・ビン(25、斗山ベアーズ)
キム・テギョン(19、斗山ベアーズ)
イ・ヨンハ(26、斗山ベアーズ)
チョン・ヘヨン(23、KIAタイガース)
チョン・サンヒョン(28、KIAタイガース)
ウォン・テイン(24、サムスン・ライオンズ)
キム・ソヒョン(20、ハンファ・イーグルス)
―左腕投手
ソン・ジュヨン(25、LGツインズ)
チェ・スンヨン(23、斗山ベアーズ)
クァク・ドギュ(20、KIAタイガース)
チェ・ジミン(21、KIAタイガース)
△捕手
パク・ドンウォン(34、LGツインズ)
キム・ヒョンジュン(24、NCダイノス)
ハン・ジュンス(25、KIAタイガース)
△内野手
ムン・ボギョン(24、LGツインズ)
シン・ミンジェ(28、LGツインズ)
パク・ソンハン(26、SSGランダース)
キム・フィジプ(22、NCダイノス)
キム・ジュウォン(22、NCダイノス)
キム・ドヨン(21、KIAタイガース)
ナ・スンヨプ(22、ロッテ・ジャイアンツ)
キム・ヨンウン(21、サムスン・ライオンズ)
ソン・ソンムン(28、キウム・ヒーローズ)
△外野手
ホン・チャンギ(30、LGツインズ)
チェ・ウォンジュン(27、KIAタイガース)
ユン・ドンヒ(21、ロッテ・ジャイアンツ)
ク・ジャウク(31、サムスン・ライオンズ)
キム・ジチャン(23、サムスン・ライオンズ)
イ・ジュヒョン(23、キウム・ヒーローズ)
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