「久保に代わって投入された」キ・ソンヨンのデビュー戦を韓国はどう評価したか

2020年03月10日 サッカー #欧州サッカー

短い時間だったが、デビュー戦を行った意味は大きかった。スペインの舞台に挑戦しているキ・ソンヨンが韓国人選手としては7番目にリーガ・エスパニョーラのデビューに成功した。

キ・ソンヨンは3月7日(日本時間)、エイバル対マジョルカの試合でマジョルカ入団後初めて、控えメンバーに名を連ねた。ベンチで試合開始を見守った彼は後半36分、交代投入されてピッチを踏み、スペイン・デビュー戦を消化した。

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韓国人選手としては7番目のラ・リーガ進出選手となったキ・ソンヨン。これまではイ・ホジン(ラシン・サンタンデール)、イ・チョンス(レアル・ソシエダード、ヌマンシア)、パク・チュヨン(セルタ・デ・ビーゴ)、キム・ヨンギュ(UDアルメリア)、イ・ガンイン(バレンシア)、ペク・スンホ(ジローナ)などがプレーした。

10分程度、試合に出場したキ・ソンヨンは、十分なプレー時間ではなかったが、自らの真価を確認させる軽い身のこなしを見せてくれた。

特に後半40分、左ミッドフィールド地域で得たFKの場面でキッカーを務め、マジョルカのコーチングスタッフもキ・ソンヨンの長所をよく知っていることをうかがわせた。

また、“ボックス・トゥ・ボックス”のミッドフィルダーとしての可能性も示した。カウンターの状況では果敢に相手陣営に侵入し、攻撃に加担する姿を見せた。

なぜ久保が下がりキ・ソンヨンが投入されたか

降格圏内脱出に向けて勝ち点3点が必要だったマジョルカは、前半のダニー・ロドリゲスの先制ゴールに続き、後半33分に久保建英の追加ゴールで2点のリードを獲得したことで、勝利を決定づける最後のカードが必要だった。

結局、久保に代わってキ・ソンヨンを投入し、残った時間を守るという意志を示した。

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