韓国代表の着実な世代交代、“ジャカルタ世代”が続々とA代表デビュー

アジア大会の金メダリストたちは、ワイルドカードとして同大会に出場したソン・フンミン(26・トッテナム)、ファン・ウィジョ(26・ガンバ大阪)、チョ・ヒョヌ(27・大邱FC)とプレーした経験があるので、韓国代表に大きな貢献をもたらす。年齢的にもソン・フンミンら3人は、カタールW杯出場に無理がない。そういった様々な側面を考慮すると、今の韓国代表で起きている若返りの現象は、肯定的に評価することができる。

ベント監督はアジア大会メンバーを高く評価し、ためらうことなく抜擢してプレーを確認している。選手たちも期待に応える活躍で満足感を与えている。韓国サッカー協会は去る9月、ベント監督とU-23代表キム・ハクボム監督、U-19代表チョン・ジョンヨン監督の顔合わせの席を用意した。A代表と年齢別代表間の交流を通じて、長期的な計画を構築するという趣旨の会合だった。

ひとまずスタートは良い。U-23代表からA代表へと移った有望株は、継続的にプレーすることで、互いに適応することができる。代表チームの最大の弱点といえる練習時間の不足を克服する、原動力にもなり得る。“ジャカルタ世代”の活躍を歓迎したい。

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