東京五輪でプレミア12の“屈辱”を…野球韓国代表の3人が闘志メラメラ

韓国プロ野球KTウィズのカン・ベクホとファン・ジェギュン、そしてNCダイノスのヤン・ウィジ。彼らは現在、米アリゾナ州で春季キャンプを消化している。

そんな3人には共通点がある。それは2019年に日本で行われたプレミア12で、韓国代表としてプレーしたという点だ。

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2020年は東京五輪が開催される年である。2008年の北京五輪で9戦全勝の金メダルを獲得した野球韓国代表は、12年ぶりにオリンピックの金メダルを狙う。

北京五輪で代表監督を担ったキム・ギョンムン監督が、東京五輪でも韓国の指揮をとる。

韓国は昨年のプレミア12で日本に敗れて大会連覇を逃したため、東京五輪で日本に雪辱したいという思いが強い。さらに2024年のパリ五輪では野球が正式種目から除外されたため、今回の東京五輪にかける士気も高まっている。

「再び韓国代表のメンバーになりたい」

昨年、韓国代表として国際大会に出場したカン・ベクホ、ファン・ジェギュン、ヤン・ウィジは、東京五輪に向けた闘志を燃やす。

2019年のプレミア12日本戦に出場したカン・ベクホ

カン・ベクホは「昨年はとてもおもしろかった。良い経験もたくさんした。代表チームの雰囲気も良かった。各球団の先輩たちとトレーニングして学び、多くの成長を感じることができた。野球に臨む姿勢や自己管理、試合中に解決すべきことなどを学んだ。マインドが良い先輩も多かった。今年も機会があれば、ぜひオリンピックに参加したい」と語った。

ファン・ジェギュンは「代表チームが好きだ。いつも韓国代表のメンバーになりたい。今年も頑張って、機会があれば合流したい」と話した。

韓国代表不動の正捕手ヤン・ウィジは、「昨年はプレミア12でうまくできなかった。もし今年も選ばれたら、もっと頑張る」と強調した。

選ばれるは当然ではないかという取材陣の言葉には、「絶対にそうとは思わない。頑張っていればこそ、選ばれると考えている。昨年はキム・ギョンムン監督に申し訳なかった。今回選ばれたら、無条件に頑張らなければと思っている」と述べた。

韓国代表として練習中のヤン・ウィジ(左)とファン・ジェギュン

野球韓国代表を率いるキム・ギョンムン監督は、「選手たちがプレミア12を通じていろんな思いをしたはずだ。オールスター戦の直後に招集するのでトレーニングする時間は少ないが、意志と動機があれば十分にチャレンジできる」と話した。

プレミア12で苦汁をなめた3人が、キム監督が求める意志と動機を持って韓国代表に招集されるか、注目したい。

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