インドネシアで開催中のサッカーU-17女子アジアカップで、韓国が北朝鮮に衝撃の大敗を喫した。
キム・ウンジョン監督率いるU-17韓国女子代表は5月6日、インドネシア・バリのバリ・ユナイテッド・トレーニングセンターで行われたU-17女子アジアカップ・グループA第1節で、U-17北朝鮮女子代表に0-7で敗れた。
韓国は前半41分、リ・グクヒャンに許した先制点を皮切りに守備が崩壊。同アディショナルタイムにホ・ギョンのゴールを与えると、後半もキックオフ2分でチョン・イルジョンに得点を奪われた。
チョン・イルジョンには後半6分と44分にもゴールを決められ、ハットトリックを許した。ホ・ギョンにも2得点を与え、チェ・リムジョンの得点も許した。
韓国はアメリカ人の父親を持つハーフ選手で、A代表でもプレー経験のあるFWケイシー・ユジン・フェア(16、エンジェル・シティFC)が出場したが、思うような活躍は見られず。結局、前半のみプレーし、ハーフタイムでMFクォン・ダウン(16、蔚山現代高)と交代した。
同大会は8カ国が出場し、4チームずつ2組に分かれてグループステージを行う。各組1、2位がノックアウトステージに進出できる。
そして、優勝国から3位国までの上位3チームが、来る10月にドミニカ共和国で開催されるU-17W杯への出場権を獲得できる。
韓国は2010年のU-17W杯で優勝した経験がある。しかし、以降はアジア予選敗退が続き、2018年大会で久しぶりの出場を果たしたが、グループステージ敗退に終わった。そして、前回の2022年U-17W杯は再び本大会出場に失敗した。
韓国は今大会、北朝鮮、フィリピン、そして開催国インドネシアと同じグループAに入っている。
北朝鮮との初戦で大敗し、グループ最下位に沈んだ韓国。来る9日の第2節では、初戦でフィリピンに1-6で敗れたインドネシアと対戦する予定だ。
前へ
次へ