韓国代表が、オーストラリア代表との激闘から一夜明けてコンディション調整を行った。
2月3日午前（現地時間）、韓国代表はアル・エグラ・トレーニングセンターでトレーニングを行った。
前日の2日、アル・ジャヌーブ・スタジアムで行われたアジアカップ準々決勝でオーストラリア代表と死闘を演じた韓国代表。2試合連続の延長戦と体力的な負担も大きいなか、最後はFWソン・フンミン（31、トッテナム）の見事な直接フリーキック弾で2-1の逆転勝利に成功した。
翌日の練習では、MFファン・インボム（27、ツルヴェナ・ズヴェズダ）やFWファン・ヒチャン（27、ウォルヴァーハンプトン）、DFキム・ミンジェ（27、バイエルン・ミュンヘン）ら1996年生まれの同世代が先にグラウンドに登場。
続けて登場したソン・フンミン、DFキム・ヨングォン（33、蔚山HD FC）、MFパク・ジンソプ（28、全北現代モータース）、DFキム・ジンス（31、全北現代モータース）らはエアロバイクに乗り、お互い談笑を交わしながら体を動かした。前日の出場メンバーなど、一部選手はスパイクではなくランニングシューズを履いていた。
その後、選手・スタッフ全員が円陣を組むと、GK以外のフィールドプレーヤーがグラウンドをゆっくりとランニング。
ただ、イ・ガンイン、ファン・ヒチャン、キム・ヨングォンら前日出場した主力の一部はランニングに参加せず、エアロバイクに乗ってコンディション調整をしていた。
なお、ランニングにはハムストリングを負傷していたMFムン・ソンミン（31、全北現代モータース）も合流。ユルゲン・クリンスマン監督も選手たちに交じってランニングし、選手たちとコミュニケーションを交わしていた。
ランニングが終わった後、試合出場メンバーなど主力はエアロバイクに乗るなどコンディション調整。出場がなかったメンバーは、通常通りボールを使ったメニューに取り組んでいた。
なお、韓国代表は次戦、2月6日18時（現地時間）よりアフメド・ビン・アリ・スタジアムでヨルダン代表とのアジアカップ準決勝に挑む。
（文・写真＝姜 亨起／ピッチコミュニケーションズ）
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