サウジアラビア代表さながらの“大声援”を、バーレーン代表のファンも繰り広げている。
1月31日14時30分(日本時間20時30分)、アル・トゥマーマ・スタジアムでキックオフした日本代表vsバーレーン代表のアジアカップ決勝トーナメント1回戦は、前半30分にMF堂安律(25、フライブルク)が先制点をマーク。日本が1点リードとしている。
前日の30日には、韓国代表と対戦したサウジアラビア代表の3万人越えのファンが大声援を繰り広げて注目を集めたが、本日の試合でも、バーレーン代表ファンがゴール裏を中心にキックオフ直後から熱狂的な応援を披露。
バーレーンの選手が好プレーを見せるたびに歓声を上げ、逆に日本のコーナーキック時などにはつんざくようなブーイングを浴びせる。
特に前半9分、CKからMF久保建英(22、レアル・ソシエダ)が挙げたクロスをFW上田綺世(25、フェイエノールト)が合わせるも、ヘディングシュートをGKイブラヒム・ルトファラ(31)がセーブした際には、より大きな歓声が沸き上がっていた。日本に先制を許した後も、高いテンションを保ってバーレーンの選手に声援を送っている。
韓国はサウジアラビアファンの大声援に包まれる“完全アウェイ”のなか、1点ビハインドの後半アディショナルタイム9分に劇的な同点ゴールを決め、最後はPK戦の末に勝利を収めた。
現在のバーレーン戦も、日本から現地に駆けつけたファンが熱狂的な応援で選手にエールを送っているだけに、森保ジャパンも決勝トーナメント初戦を着実に勝ち切りたいところだ。
(取材・文=姜 亨起/ピッチコミュニケーションズ)
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