「もどかしい気持ちだ。イ・ガンインは(代表)合流を望んでいるが、パリ・サンジェルマン(PSG)と調整ができていない」
来る9月19日の初戦を目前に控え、杭州アジア大会でU-24韓国代表を率いるファン・ソンホン監督はMFイ・ガンイン(22、PSG)の合流遅延へのもどかしさを訴えた。
14日午前、坡州(パジュ)のサッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)で行われたインタビューでのことだ。
16日の中国・杭州への出国に先立ち、U-24韓国代表の選手は同地に招集された。
PSGは13日までにイ・ガンインの合流可否に関する回答を行うとしていたが、具体的な合流時期は未だ明らかになっていない。
「イ・ガンインとは個人的にコミュニケーションをしている」と明かしたファン・ソンホン監督は、「私はイ・ガンインがグループステージ第1~2節前までには合流してほしいと願っているが、上手くいっていない。PSGが様々な条件を提示しており、公式的な合流時期の回答はまだなかった。もどかしい気持ちだ」と述べた。
去る8月下旬に左太ももを負傷し、治療を続けてきたイ・ガンインは、最近になってPSGのチーム練習に復帰した。
ファン・ソンホン監督は「9月4日に昌原で選手を招集し、8日間練習を行った。計画通りに進んでいる。大きな怪我はなく、選手たちにコンディションも良い」とし、「アジア大会のグループステージまであと5日だ。初戦から良い結果を出せるようにしたい」と意気込みを語った。
また、今回のアジア大会での目標を問われると、指揮官は「国民が望んでいることは知っている。100%確実なことは何もないが、最善を尽くせば成し遂げられない目標はない。良い結果が出るよう最善を尽くす」と答えた。
アジア大会の男子サッカーにおいて、韓国は2014年仁川(インチョン)大会、2018年ジャカルタ大会の過去2大会いずれも優勝しており、今回の杭州大会で3連覇に挑戦する。
杭州アジア大会でグループEに入った韓国は、19日のクウェートとの初戦を皮切りに、21日にタイ、24日にバーレーンと対戦する予定だ。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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