チェルシーの補強不発が、元ガンバ大阪の韓国代表FWファン・ウィジョ(30、ノッティンガム・フォレスト)に影響を及ぼす見通しだ。
イギリスメディア『イブニング・スタンダード』は最近、「チェルシーがクリスタルパレスのミカエル・オリーズの獲得に失敗した後、ノッティンガム・フォレストのブレナン・ジョンソンに目を向けた」と報じた。チェルシーは現在、締め切りが迫る夏の移籍市場で攻撃陣の補強に乗り出している。
フォレストはウェールズ代表FWブレナン・ジョンソン(22)の移籍金を5000万ポンド(日本円=約92億円)に設定した。フォレストとジョンソンの契約期間は2024年6月までとなっている。
依然としてジョンソンはフォレストの計画に含まれているが、ジョンソン獲得を望むクラブは移籍金を4000万ポンド(約74億円)まで下げる考えだという。チェルシーがイングランド人DFトレヴォ・チャロバー(24)とジョンソンのトレードを進めているのも、このような計画の一環だった。
しかし、状況が再び変わった。
イギリスメディア『エクスプレス』は8月18日(日本時間)、「チェルシーがチャロバーとジョンソンのトレードを結局拒否した。チャロバーはチェルシーに残り、主力争いを繰り広げることを望んでいる」と報じた。
ジョンソンはチェルシー以外にウェストハム・ユナイテッドやトッテナムからも関心を寄せられており、今夏に移籍が実現するかどうかが注目されている。
また、ジョンソンの去就がファン・ウィジョにも影響を及ぼすかも関心事だ。
昨シーズン、ギリシャのオリンピアコスで戦力外状態だったファン・ウィジョは、FCソウルへのレンタルを経て今夏にフォレストに復帰した。
復帰後、プレシーズンマッチでは出場機会を得ていたが、去る12日に行われたアーセナルとのプレミアリーグ開幕戦ではメンバー外だった。フォレストで出場機会を確保できるかどうかは依然として不透明な状況だ。ライバルが残留することは、ファン・ウィジョにとってはそれほど良いニュースではない。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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