大谷翔平(29、ロサンゼルス・エンゼルス)が米メジャーリーグの本塁打王レースで首位を独走するなか、“ライバル”が復帰間近としている。
『MLB.com』は7月24日(日本時間)、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ(31)が復帰間近であると伝えた。
同メディアは「ジャッジがヤンキー・スタジアムでライブトレーニングセッションを行い、肯定的な評価を受けた」と明らかにしている。
昨季に62本塁打を放ち、ア・リーグMVPに輝いたジャッジは、去る6月4日のロサンゼルス・ドジャース戦に右翼手で出場した際、守備途中に外野フェンスに衝突して負傷した。
ジャッジは今シーズン、49試合に出場して打率0.291、出塁率0.404、長打率0.674、19本塁打、40打点を記録している。主砲の離脱後、打線の勢いを失ったヤンキースは低迷が続いている。
ランニングに続いてライブバッティングも始めたジャッジは、まもなく復帰のタイミングを決めるものとみられる。ヤンキース率いるアーロン・ブーン監督はジャッジの練習を見守った後、「最も重要なのは耐久性を育てること」と伝えた。
“巨砲”ジャッジが復帰すれば、ワイルドカード争いを繰り広げるヤンキースにとって大きな力になるのはもちろん、36本塁打でメジャー全体トップを走る大谷の脅威となることは間違いない。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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