Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、7月1~2日に行われたKリーグ1(1部)第20節、1~3日にKリーグ2(2部)第19節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第20節のMVPは浦項(ポハン)スティーラーズのブラジル人MFオーベルダン(27)だ。
オーベルダンは7月2日、浦項スティールヤードで行われた水原(スウォン)FC戦で優れた活躍を披露し、チームの3-1の勝利に貢献した。
この日、先発出場したオーベルダンは浦項の中盤で豊富な運動量を発揮し、4バックの保護に大きな役割を果たした。
特には守備のみならず、攻撃でも積極的に参加するなど攻守両面で活躍し、浦項の勝利に貢献した。
試合はオーストラリア代表DFアレックス・グラント(29)とブラジル人FWゼカ(26)のゴールで2-0と浦項が先にリード。後半43分に水原FCが1点を返したが、後半終了間際にダメ押しの追加点を記録した浦項の2点差勝利で終わった。
蒸し暑い天気のなかでもお互いに攻撃的なサッカーを繰り広げたこの試合はベストマッチに選出。また、勝利した浦項はベストチームに選ばれた。
Kリーグ2第19節MVPは慶南(キョンナム)FCのブラジル人FWクレイソン(26)だ。
クレイソンは7月2日、安養(アニャン)総合運動場で行われたFC安養戦で2ゴールを決め、チームを4-2の勝利に導いた。
試合は前半15分までに両チーム1ゴールずつ決める接戦となったが、慶南がクレイソンの2得点とカストロの得点で点差を広げた。安養もその後1点を返したが、結局は慶南の2点差勝利に終わった。
両チームの試合はベストマッチ、勝利した慶南はベストチームに選ばれた。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW:ゼカ(浦項スティーラーズ)、チョ・ギュソン(全北現代モータース)、キム・ミンソク(仁川ユナイテッド)
MF:キム・ドヒョク(仁川ユナイテッド)、オーベルダン(浦項スティーラーズ)、パク・ヨンウ(蔚山現代)
DF:イ・ミョンジェ(蔚山現代)、アレックス・グラント(浦項スティーラーズ)、チョン・テウク(全北現代モータース)、パク・スンウク(浦項スティーラーズ)
GK:イ・チャングン(大田ハナシチズン)
―Kリーグ2
FW:チョ・ヨンウク(金泉尚武)、クレイソン(慶南FC)
MF:イ・ジュンソク(金泉尚武)、カン・ヒョンムク(金泉尚武)、チョン・ウォンジン(釜山アイパーク)、ドゥアルテ(忠南牙山FC)
DF:パク・ミンソ(慶南FC)、パク・ジェファン(慶南FC)、イ・ハンド(釜山アイパーク)、パク・グァンイル(金浦FC)
GK:パク・デハン(忠北清州FC)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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