WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）期間中の飲酒で物議を醸した韓国代表選手を対象に、KBO（韓国野球委員会）が賞罰委員会を開く。
KBOは6月6日、「WBC代表の飲酒問題に関して、SSGランダースのキム・グァンヒョン、NCダイノスのイ・ヨンチャン、斗山ベアーズのチョン・チョルウォンに対する賞罰委員会を、7日午前11時にKBOで開催する」と明らかにした。
続いて「賞罰委員会は非公開で行われる。選手が賞罰委員会で直接疎明を望む場合、参加できる」と付け加えた。
先立って5月30日、「WBC大会期間中、飲酒した韓国代表選手がいる」と暴露された。
これを受け、KBOは同日から直ちに調査を開始。当初は選手を特定せず、「3人の選手」と言及するにとどまっていた。その後、該当選手が所属する3球団に経緯書の提出を要求し、すべての球団には事実確認書を要求していた。
そして5月31日、「3人の選手を除いて、3月13日の中国戦前まで風俗店に出入りした事実はない。3 人の選手は大会期間中の試合前夜、スナックに出入りしたことはないと述べた。ただ、大阪から東京に移動した日（3月7日）と休みの前日（3月10日）、当該店舗に出入りした事実があることを明らかにした」と説明していた。
しかし6月1日、キム・グァンヒョン、イ・ヨンチャン、チョン・チョルウォンが揃って公式に謝罪。疑惑の3人がある程度特定された状態だったため、KBOの公式発表に先駆けて飲酒を認めた。
当時、WBC代表最年長のキム・グァンヒョンは「WBC大会期間中に飲酒をした選手は私で正しい。何も考えずに行動したという点について、野球を愛するすべてのファン、先輩、後輩たちに心から申し訳なく思う。お詫び申し上げます。ベテランとしての考えが足らなかった。心から謝罪する」と頭を下げた。
チョン・チョルウォンも「野球ファンをはじめとする皆さんに大きな失望を与えた。頭を下げてお詫びする。恥ずかしい行動をしてしまった。心からお詫び申し上げる。弁解の余地のない軽率な行動だった。私自身が恥ずかしい」と謝罪した。
イ・ヨンチャンもまた、「失望をあたえて申し訳ない。理由を問わず、国際大会期間中に飲酒をした点について深く反省している。これからプロ選手としてさらに慎重に行動する。もう一度ファンの皆様と関係者の方々に心よりお詫び申し上げる」と飲酒を認めた。
3人は現在、1軍から外された状態だ。どのような結果になるかはまだ分からないが、3人は所属球団の中心選手であることから、重い処分になった場合、戦力低下は免れない。
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