国際オリンピック委員会(IOC)が2020年東京オリンピックのマラソンと競歩の札幌開催に反対している東京都に、新たな提案をした。
日本の複数メディアは11月1日、東京で開かれたIOC、五輪組織委員会、日本政府、東京都などが出席した4者会談で、IOCが五輪開催後に本来予定されていたマラソンコースで「五輪セレブレーションマラソン」開催を提案したと報道した。
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猛暑による選手たちの健康問題で、東京五輪のロードレース種目は札幌開催が事実上確定した雰囲気だ。
10月31日に開かれた4者2次会談では開催都市の負担を最小化するということで、札幌でマラソンと競歩が開かれることで意見が集まった。後続措置として札幌の負担を減らすための競技日程の縮小なども本格的に議論になっている。
こうした中、引き続き五輪ロードレース種目の開催を要求した東京都をなだめるためのIOC措置が目を引く。
IOCは五輪マラソンコースを活用できなくなった東京都を説得するため、「五輪セレブレーションマラソン」という“ニンジン策”を打ち出したものとみられる。
ジョン・コーツIOC調整委員長は私見であることを前提に、「五輪セレブレーションマラソンに有名選手をはじめ、子ども、年配者など多様な年齢層が参加する大会になってほしい」という意思を明らかにした。
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