大谷翔平の今季初勝利に韓国も歓喜!孤軍奮闘ぶりに「打者オオタニが投手オオタニを助けた」と驚き

「打者オオタニ」の適時打が「投手オオタニ」の初勝利を助けた。

【写真】大谷翔平を生観戦した韓国の長身美女

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(28)が自らの力でシーズン初勝利を成し遂げた。投手として111球に全力を尽くし、打者として勝利を手繰り寄せる一打を放った。

大谷は4月6日(日本時間)、敵地T-モバイル・パークで行われたシアトル・マリナーズ戦で先発登板し、6回111球を投げて3被安打、4四球、2死球、8奪三振、1失点で2023年シーズン初勝利を記録した。

「オオタニならではの“二刀流”の活躍」

シーズン防御率は0.00から0.75となった。試合序盤に激しい制球乱調に苦しんだものの、6回まで111球を投げ切り、最大限長いイニングを投げ抜いた。

打者では「3番・指名打者」として打席に立ち、2打数1安打、1打点、2四球で3出塁という活躍を見せた。特に3-1でリードした7回二死一、二塁では、相手投手アンドレス・ムニョス(24)が4球目に投じた外角低めのスライダーを打ち返し、三塁手の左を抜ける適時打を放った。

大谷の適時打もあり、7回に2点を加えたエンゼルスはスコアを4-1に広げた。この一打がなければ、大谷の勝利は開幕戦と同じように再び不発に終わっていたかもしれない。

実際、大谷の後に登板したリリーフ陣がすぐに2失点を喫した。7回に登板した2番手マット・ムーア(33)、3番手ジミー・ハーゲット(29)が各1失点を許し、あっという間に4-3と1点差に迫られた。

仮に大谷が適時打を放っていなければ、同点に追いつかれて勝利を逃す状況にもなり得た。ユジニオ・スアレス(31)の走塁死で同点の危機を脱したエンゼルスは、最終9回に抑えのホセ・キハダ(27)が安打1本を許したものの、ほかの打者をアウトで処理し、1点リードを守った。大谷のシーズン初勝利が完成した瞬間だった。

(写真提供=AP/アフロ)大谷翔平

去る3月31日に行われたオークランド・アスレチックスとのシーズン開幕戦で、大谷は6回2被安打、3四球、10奪三振の無失点と好投したが、リリーフ陣の乱調で勝ち星が消えた。打線が1得点のみと不安なリードで降板した結果、リリーフ陣が2失点して逆転負けを許した。

大谷は開幕戦で無失点、10奪三振を達成したメジャー史上26人目の投手となったが、チームが敗れるのは史上初という不運な珍記録も手にすることになった。

ただ、この日は違った。大谷自身の力が大きかった。四死球6個を許す制球乱調のなかでも、111球を投げて6回まで耐えきり、リリーフ陣の負担を減らした。

何より、打者として値千金の適時打を放ち、チームの1点差勝利に決定的な役割を果たした。大谷にしかできない、大谷ならではの“二刀流”の活躍だった。

(記事提供=OSEN)

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