トッテナムFWソン・フンミン(27)に、現地メディアや相手選手から高い評価が贈られている。
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トッテナムは10月28日、プレミアリーグ第10節で首位リバプールと敵地アンフィールドで対戦し、1-2の逆転負けを喫した。先発出場したソン・フンミンはシュートが2度もクロスバーに阻まれるなど、チームを勝利へ導くことができなかった。
前半1分、ソン・フンミンがペナルティエリア外で強烈な右足シュートを放つと、ボールはクロスバーに弾かれるも詰めていたハリー・ケインが押し込み先制点を奪った。後半3分にはカウンターからソン・フンミンが敵陣まで持ち込み、相手GKアリソンまでかわし左足でシュートを打つも、再びクロスバーに嫌われ得点に至らなかった。
英『エクスプレス』は、好セーブを連発したGKパウロ・ガッザニーガに次いで、2番目に高い評価点8点をソン・フンミンに与えた。
同メディアは「トッテナムで最も優れた選手だった。ソン・フンミンのプレーがリバプール守備陣に問題を起こさせた」と高評価の理由を挙げた。また、2度のクロスバー直撃については「1回目はボールがハリー・ケインの前に転がったため、運が良かった。2回目の直撃は不運と言うしかない」と述べた。
リバプールDFフィルジル・ファン・ダイクも、英『BBCラジオ5』のインタビューでトッテナムの活躍をたたえた。
ファン・ダイクは「厳しい試合になるとはわかっていたが予想以上であり、前半1分に先制点を許したことでさらに厳しかった。彼らは幻想的なチームだ。今日の試合で、我々を苦しめられるということを見せてくれた」と語った。
また、直接対峙したソン・フンミンについても、「幻想的な選手だった。我々は彼を相手によく守り抜いた」と評価を口にした。
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