2列目、サイドアタッカーはスキル、クリエイティビティに優れ、ストライカーもフィジカルを武器に相手の脅威として前線に君臨している。
韓国のキム・ウンジュン監督は就任後、引き続き速い攻守の切り替え、積極的な攻撃を注文してきたが、それらは今大会で確実に浸透していることが見て取れた。
グループリーグ第1、2戦で6ゴール、準々決勝で3ゴールを決めており、今大会4試合で計9ゴールも決めていることがその証左だろう。
勝ち上がった韓国は、準決勝で開催国のウズベキスタンと対戦する。ウズベキスタンは最近、アジアで世代別代表が最も強い国として有名だ。パワーと組織力、この力まで兼ね備えている。
しかも、ホームで3万人を超えるサポーターの一方的な応援を受けることから、対戦相手にとっては多大なプレッシャーになることは明らかだ。
韓国はそんなウズベキスタンを相手に、攻撃的なスタイルを維持することで活路が見いだせるだろう。攻撃を意識しながらも、攻守の速い切り替えで封じ込めることも忘れてはならない。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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