3回に先頭打者として初打席を迎えるも空振り三振し、5回の一死一二塁に状況でも再びバットは空を切り凡退。結局、7回に代打カン・ベクホに変えざるを得なかった。ほかにも、キム・ハソン(27、サンディエゴ・パドレス)、ナ・ソンボム(33、KIAタイガース)とチームを引っ張らないといけない打者が軒並み打てていない。最終スコアは7-8といかにも接戦に見えるが、オーストラリア投手の乱調に助けられている部分が大きい。
投手陣では、ソ・ヒョンジュン(21、KTウィズ)、キム・ウォンジュン(29、ロッテ・ジャイアンツ)、ヤン・ヒョンジョン(35、KIAタイガース)の中継ぎ陣が大誤算の結果に。
4-2でリードしていた7回表、ソ・ヒョンジュンは四球と中前安打を許し、無死一二塁で降板。その後、長髪が特徴的なキム・ウォンジュンがバトンを託されるも安定せず、逆転3ラン本塁打を被弾した。
続くヤン・ヒョンジョンの不振も痛かった。4-5でリードされていた8回一死の状況で登板し、火消しの任務に就いた。
しかし、最初の打者に二塁打を許すと、続く打者にも二塁打を献上。二三塁の危機に追い込まれると、最後には3ラン本塁打を打たれてしまった。本来は先発投手のヤン・ヒョンジョンにとって、中継ぎは難しかったようようだ。結局このホームランが決勝点となり、韓国は無情にも敗北することとなった。
早くも崖っぷちに立たされた韓国は、強敵日本に必ず勝たなければならない。韓国野球の運命がかかっている一戦だ。オーストラリア戦のような不甲斐ないプレーでは絶対に勝てないだろう。
(記事提供=OSEN)