戦力上ではオーストラリアは韓国よりも劣るという評価を受けているが、イ監督は「我々が優位だと思うが、試合はどうなるか分からない。我々は(オーストラリアを)“絶対強者”という考えで臨む」と述べている。
続いて「すでにサイコロは投げられたと思う」とし、「当初の考えより少し変わってきた。先発に対する考えは変わらないが、途中投入する選手は変わった。思ったより途中で使える選手が2人ほど増えた」と話した。
3週間ほど一緒に練習しながら疎通してきたチームの雰囲気については、「(初めて集まった時から)自信があり、選手たちも自信を持って準備を進めてきた。前日の今もあの時と変わらないと思う。口には出さないが、選手たちも悲壮な覚悟だ」と伝えた。
先発発表の締め切りまで8時間ほど残っていることから、オーストラリア戦の先発投手についてはコメントを控えたイ監督。
「先発は夕方には発表されるだろう。明日投入される選手は、私が今まで思っていたよりも2~3人多く投入されるだろう。切るかもしれない。とにかく勝つ方向で考える」と話した。
格下を“絶対強者”と表現した一方で、自信も示している。「私たちはオーストラリアに負けたことがないので自信がある」とし、「ここ数年間、全体的に国際大会の成績が良くなかった。韓国プロ野球とファンのために1試合1試合最善を尽くす。良い成績を出さなければならないというプレッシャーはある。もっと集中して良い成績を出したい」と意気込んだ。
また韓国代表の目標が“ベスト4以上”であることを改めて強調。「私たちは日本を離れてアメリカのマイアミに行くことが目標」と述べている。
高い目標を掲げる韓国にとって、序盤の最大の山場は10日の日本戦だ。
日韓戦については「初戦なのでオーストラリア戦に集中し続けているが、韓日戦の持つ重みは言わずもがなだ。(すでに)韓日戦の構成を考えている。重要なことは、初戦を勝ってから韓日戦に楽に入ることだ。オーストラリアに余裕を持って勝てば、投手陣を最大限セーブして日本戦にオールインする」と話した。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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