前日、エラーが頻出した内野守備も安定化。キム・ハソン(27、サンディエゴ・パドレス)とトミー・エドマン(27、セントルイス・カージナルス)の二遊間コンビが安定感をもたらし、先発復帰した正三塁手のチェ・ジョン(36、SSGランダース)も2度も見事な好守備を披露していた。
試合後、韓国代表のイ・ガンチョル監督は「最後の強化試合を勝利で飾り、良い雰囲気の中で東京に行くことができて嬉しい」とし、「準備はできた。豪州戦に集中する」と述べている。
韓国代表は本日夕方に新幹線で東京へと向かい、9日のオーストラリア戦に備える。
イ・ガンチョル監督の一問一答は以下の通り。
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――これまで試合に出ていなかった選手たちが出たが、今日の試合での活躍はどう見た?スクイズなど実戦に近い野球をしていたが。
最後の強化試合だったが、勝利で飾れて良い雰囲気の中で東京に行けてよかった。選手たちを全員起用した。準備はできた。(パク・ヘミンのバントは)スクイズというか、選手個人が(判断して)したものだ。私はサインを出してはいない。
――昨日の大谷のホームランは見たか
ホームランはホームランらしく見た。やはりパワーが良いと感じた。
――昨日はエラーが3つにあったが、今日はなかった。韓国は人工芝球場がないと聞いたが
高尺(コチョク)ドームが人工芝だ。高尺ドームよりもここ(京セラ)の方がバウンドが長い。すぐに落ちてこず、長い。それでバウンドが合わなかったそうだ。東京ドームは選手たちもたくさん行っているし、少し遅いので十分に適応できると思う。
――(オリックス戦で負傷降板した)コ・ウソク(24、LGツインズ)の調子はどうか
コ・ウソクは単純な痛みだ。異常はない。明日キャッチボールをすれば大丈夫だろう。
――ほとんどの選手を起用したが、コ・ヨンピョ(31、KTウィズ、日本戦で先発濃厚の投手)だけ起用しなかった。日本戦を意識したのか?大谷翔平を止めないと勝てないので警戒心が強くなったのか。対策は?
私たちは日本戦ではなく(初戦の)オーストラリア戦に集中している。選手起用については答えない。大谷も同じだ。その選手を評価する立場ではない。私たちはオーストラリア戦に集中し続けているので、よく準備して東京に行く。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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