なお、この日は強化試合ということもあり、韓国代表は「10番打者」までラインナップを構成。打順に指名打者が3人入った。
また、正三塁手のチェ・ジョン(36、SSGランダース)がコンディション調整により欠場したため、韓国代表のキム・ミンジェ守備コーチが守備時のみ三塁手を務めた。
韓国代表は2回、相手のミスで出塁したパク・ビョンホ(36、KTウィズ)がヤン・ウィジ(35、斗山ベアーズ)の安打でホームを踏み、初得点を挙げた。
3回には中前安打で出塁したキム・ヘソン(24、キウム・ヒーローズ)がオ・ジファンの二塁打でホームに帰り、追加点を記録した。
5回は2得点を追加し、点差を4点に広げた。ヤン・ウィジが左中間二塁打で出塁すると、パク・ゴヌが右前二塁打を放ちヤン・ウィジをホームに帰した。そしてキム・ヘソンが四球で出塁し、一死一、二塁とすると、オ・ジファンの中前安打でパク・ゴヌがホームを踏んだ。
6回にはキム・ヒョンス(35、LGツインズ)が四球で出塁した後、SSG側で登板したイ・ヨンチャン(34、NCダイノス)の暴投でホームを踏んだ。7回には同じくSSG側で登板したチョン・チョルウォン(23、斗山ベアーズ)相手にパク・ゴヌがソロ本塁打を放った。
9回では、カン・ベクホ(23、KTウィズ)が平凡なゴロを打つも相手遊撃手のミスで出塁。さらにはナ・ソンボム(33、KIAタイガース)も左前安打で塁に出た。そして、この日優れた打撃感を見せていたパク・ゴヌが二塁打を放ち、2打点を追加した。
後続もパク・ヘミン(33、LGツインズ)とキム・ヘソンが犠牲バントを成功させ、追加で2得点を挙げた。
この日、キム・ヘソンが3打数2安打、オ・ジファンが4打数3安打3打点、ヤン・ウィジが3打数2安打、パク・ゴヌが4打数3安打1本塁打4打点を記録し、韓国代表の主力争いに青信号を灯した。
マウンドでは、韓国代表側で登板したコ・ヨンピョが打者13人を相手にし、四球を1つ許した以外は4奪三振無失点の好投を見せた。
ほかでは、ヤン・ヒョンジョン(34、KIAタイガース)が2回3被安打1失点、キム・ユンシク(22、LGツインズ)が0回2/3で2被安打2四球1失点を記録したが、ソ・ヒョンジュン(21、KTウィズ)、チョン・ウヨン(23、LGツインズ)、イ・ウィリ(20、KIAタイガース)が順にマウンドに上がり無失点と好投した。
SSG側で出場した韓国代表の選手では、チェ・ジフン(25、SSGランダース)が4打数2安打を記録。先発投手として登板したキム・グァンヒョン(34、SSGランダース)は代表打線相手に2回を投げて3被安打を喫し、1失点(自責点0)を記録した。
また、クァク・ビン(23、斗山ベアーズ)が1回2/3で1失点、パク・セウン(27、ロッテ・ジャイアンツ)が1回2失点、イ・ヨンチャンが1回1失点、チョン・チョルウォンが被本塁打1本を含む1回1失点を記録。コ・ウソク(24、LGツインズ)は1回を投げて2奪三振の無失点に抑えた。
最後、9回にマウンドに上がったキム・ウォンジュン(29、ロッテ・ジャイアンツ)は守備のミスで4失点を喫したが、自責点は1点で抑えた。
なお、韓国代表は4日に出国して日本の大阪に向かい、京セラドーム大阪で6日にオリックス・バファローズ、7日に阪神タイガースと強化試合を実施。
東京ドームで行われる1次ラウンド・プールBでは、9日のオーストラリア代表戦を皮切りに、10日に日本代表、12日にチェコ代表、13日に中国代表と対戦する。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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