韓国プロバレーボールのVリーグが、1月31日から室内マスク着用義務を解除する。
韓国バレーボール連盟(KOVO)は1月27日、「新型コロナウイルス感染症の政府防疫指針に従い、31日から会場の入場観客を対象に室内でのマスク着用を“自律的着用”に勧告施行される予定だ」と明らかにした。
韓国政府は、今月30日から医療機関、感染脆弱施設、公共交通機関など一部施設を除き、室内でのマスク着用義務を「勧告」に緩和する。このため、体育館内で行われるバレーボールの試合観戦でもマスク着用が義務でなくなる。
これによって、1月31日に行われるVリーグ第5ラウンド初戦、男子部のソウルウリィカード・ウリィWON対KB損害保険スターズ(ソウル奨忠体育館)、女子部のKGC人参公社対韓国道路公社ハイパス(大田忠武体育館)から、観客が自主的にマスクを外し、選手を応援する姿が見られるようになる。
韓国プロバレーでは、新型コロナウイルスの感染拡大が本格的に始まった2020年2月以降、選手たちを除く室内すべての人員にマスク着用を義務適用してきた。また、新型コロナの拡散程度によっては、無観客試合や観客制限などの措置も行ってきた。
ただ、現在行われている2022-2023シーズンでは観客入場を100%受け入れおり、連日盛況が続いている。
KOVOが今年1月5日に発表したVリーグ前半期決算によると、同時点までVリーグ男女計14チームが総勢23万8084人の観客を動員したことが明らかに。1試合平均は1890人だ。男子部は8万8869人、女子部は14万9215人の累計観客数を記録している。
特に、今季1年ぶりに国内復帰した元女子バレー韓国代表キム・ヨンギョン(34)が所属する興国生命ピンクスパイダーズでは、本拠地・三山(サムサン)ワールド体育館(総座席数5800席)で2度の全席完売を記録したこともある。
今回のマスク着用義務解除がさらなる盛り上がりにつながるのか。韓国Vリーグの今後の動向を見守りたい。
(記事提供=OSEN)
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