元韓国代表のベテランFWパク・チュヨン(37、蔚山現代)がプレイングコーチに変身する。
パク・チュヨンに近い複数の関係者は12月22日、本紙『スポーツソウル』の取材に対し「進路をめぐって悩んでいるパク・チュヨンが、恩師ホン・ミョンボ監督からのプレイングコーチの提案を受け入れることで決心した。来年1月3日のチーム召集に合わせて合流する」と明らかにした。
韓国代表を応援するためにカタールで現地観戦していたパク・チュヨンは現在、家族とともにアメリカでオフを過ごしている。
そのアメリカ行きの飛行機に乗る前、蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)に残留してホン監督のもと、プレイングコーチとして選手生活の最後を過ごしながら指導者キャリアをスタートさせたい意向を側近に伝えたという。まだ蔚山現代と正式に新しい契約書にサインしたわけではないが、ともに交感しているようだ。
パク・チュヨンのプレイングコーチ就任は、ホン監督はもちろん、蔚山現代のクラブ関係者たちも望んだことでもある。蔚山現代は今季、17年ぶりにKリーグ優勝を手にしたが、パク・チュヨンは助力者の役割を果たしたからだ。
「サッカーの天才」と呼ばれて2005年にFCソウルでプロデビューしたパク・チュヨンは、2009年から2014年にヨーロッパでプレーした時期を除いてはFCソウル一筋のワンクラブマンだった。