今年、Kリーグ1(1部)の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)の17年ぶりリーグ制覇に貢献した天野純(31)が、来シーズンはライバル全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースのユニホームを着る。
11月20日、Kリーグの移籍市場に詳しい複数の関係者は、「天野は来年、全北に籍を移す手続きを終えた。蔚山とホン・ミョンボ監督らコーチ陣にも伝えられたと聞いている」と話した。
そして本紙『スポーツソウル』の取材結果、天野は実際、全北と新契約を結んだことが確認されている。
1991年生まれの天野は、2014年にJリーグの横浜F・マリノスでプロとしてデビューし、2019-2020シーズンにはベルギー2部のロケレンに在籍。その後、2021年にマリノスへと復帰し、2022年は蔚山に1年間のレンタル移籍をしていた。
マリノスで先発としてプレーする機会が減っていた天野にとって、Kリーグ1優勝を狙う蔚山への移籍はキャリアの転換点となった。