アイスランド代表戦に出場する韓国代表メンバー27人は今月21日に発表されている。今回はソン・フンミン(トッテナム)やキム・ミンジェ(ナポリ)などの欧州組を除き、国内組含め日本や中国、中東などアジア諸国でプレーする選手のみでメンバーが構成されている。
選手は28日に坡州(パジュ)のサッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)に招集され、トレーニングを行った後、11月11日のアイスランド戦に臨む。
以後、翌12日にW杯最終メンバー26人が発表され、14日に開催地カタールへ移動。欧州組とはカタール現地で合流する予定だ。
韓国代表は今年1月、トルコ・アンタルヤでアイスランド代表と国際親善試合を行い、5-1で勝利している。
アイスランド代表のFIFAランキングは62位で、28位の韓国代表を大きく下回る。アイスランド代表は2016年EUROで初出場ながらベスト8進出を果たし、前回の2018年ロシアW杯では悲願の初出場を果たした。
ただ、今回のカタールW杯はドイツ代表や北マケドニア代表と同居した欧州予選グループJを6カ国中5位で終え、本大会出場を逃している。
なお、アイスランド代表が韓国に遠征できる理由は、自国リーグが冬の厳しい寒さのため、Kリーグや日本のJリーグなどと同じく「春秋制(4月開幕、10月閉幕)」を採用しているためだ。
アイスランド代表は11月6日にUAEでサウジアラビア代表との国際親善試合を戦った後、韓国入りする予定だ。