ACL決勝行き挫折の水原FWが「AFC週間MVP」選出。鹿島選手は3位

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出に失敗した韓国Kリーグ・水原三星ブルーウィングスのFWデヤン・ダムヤノビッチが、アジアサッカー連盟(AFC)が選定した“今週の選手”(PLAYER OF THE WEEK)に選ばれた。

AFCは10月26日、公式ホームページを通じて、ACL準決勝セカンドレグの試合を分析し、PLAYER OF THE WEEK8人を選出した。このうちデヤンは評点7.6で1位となり、水原MFのイム・サンヒョプは評点7.2で2位に入った。

デヤン・ダムヤノビッチは10月24日に水原ワールドカップ競技場で行われた鹿島アントラーズ(日本)とのACL準決勝セカンドレグで、後半15分にゴールを決めた。今季ACL9得点目であり、通算36得点目となるゴールだった。

デヤン・ダムヤノビッチはイ・ドングク(全北現代/36ゴール)と肩を並べ、ACL通算得点ランキング1位タイとなったが、チームは決勝進出に失敗した。 

(写真=AFC公式Instagram)

水原は鹿島との準決勝セカンドレグで、一時は3-1でリードしたが、試合終盤に2ゴールを奪われ3-3で引き分けた。ファーストレグとの合計スコアは5-6となり、決勝進出が挫折した。

(関連記事:“頭突き”騒動の鹿島GKクォン・スンテ、ACLで水原サポーターから大ブーイング…そのとき大岩監督は

ACLの前身であるアジアクラブ選手権で2002年に優勝して以来、16年ぶりとなる決勝進出を狙った水原は、ファーストレグに続きセカンドレグでも大量失点を許し、アジア制覇の夢は水の泡となった。 

一方、その水原戦で1ゴール2アシストを記録し、チームの決勝進出に貢献した鹿島のFWセルジーニョは、イ・サンヒョプに次ぐ3位に入った。

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