アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）準決勝ファーストレグの水原三星ブルーウィングス戦で不必要な過激行為を行い議論を呼んだ鹿島アントラーズのGKクォン・スンテが、10月24日にアウェイで行われたセカンドレグ（3-3引き分け）で水原サポーターのブーイングの標的になった。
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10月3日に日本の鹿島で行われたファーストレグでは、鹿島が3-2で逆転勝ちした。
この試合では前半終盤、GKのクォン・スンテがイム・サンヒョプに対し、足蹴りと頭突きを見舞うなど見苦しい行動を見せ、議論の的になった。
クォン・スンテは警告を受けたが、退場処分を受けてもおかしくないほどの行動だった。
クォン・スンテはファーストレグの直後、「水原サポーターが私に対していろいろな話をしているのを知っている。今日も少し話があった。韓国へ行けばもっと多くなると思う」とし、アウェイでのセカンドレグで水原サポーターの非難を甘受するという意志を示していた。
クォン・スンテは23日に開かれた公式練習後、韓国取材陣のミックスゾーンでのインタビューの提案を断り、ファーストレグでの出来事について口を開かなかった。
そして、セカンドレグでは予想通りの光景が広がった。水原サポーターたちは申し合わせたかのように、クォン・スンテがボールにタッチするたびに激しいブーイングを送った。
鹿島のコーチングスタッフも、クォン・スンテがアウェイで一方的にブーイングを受けることが少なからず気になっていたようだった。クォン・スンテが試合序盤、ブーイングを受けながらもボールを落ち着いてつなげると、鹿島の大岩監督は、テクニカルエリアの端まで出て拍手をした後、両手の親指を立てて弟子を安心させる姿を見せた。
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