韓国サッカー協会(KFA)は5月16日、来る6月にウズベキスタンで開催されるU-23アジアカップに出場するU-23韓国代表メンバー23人を発表した。
国内組中心にメンバーが構成されたなか、海外組ではJリーグから清水エスパルスのFWオ・セフン(23)が選出。ほかでは、マジョルカで久保建英と同僚のMFイ・ガンイン(21)、グラスホッパーで川辺駿、瀬古歩夢らと同僚のMFチョン・サンビン(20)、LASKリンツで中村敬斗と同僚のMFホン・ヒョンソク(22)が選ばれた。
元Jリーガーでは、元松本山雅FC、ヴァンラーレ八戸のGKゴ・ドンミン(23)、元モンテディオ山形のGKミン・ソンジュン(22)が名を連ねた。
また、2019年にポーランドで開催されたU-20ワールドカップで準優勝した当時のメンバーでは、前出のオ・セフン、イ・ガンインのほか、GKパク・ジミン(22)、DFイ・ギュヒョク(23)、DFキム・ジュソン(21)、DFチェ・ジュン(23)、MFコ・ジェヒョン(23)、FWチョ・ヨンウク(23)の計8人が選ばれた。
指揮官は現役時代にセレッソ大阪や柏レイソルでもプレーし、C大阪在籍時の1999年に韓国人選手史上初であり唯一の得点王に輝いたファン・ソンホン監督。
今回の発表と併せて、「6月の国際AマッチによってA代表の招集と重複している状況や、Kリーグ各クラブの事情、そして直近のコンディションなど試合感覚などを考慮してメンバーを決定した」とし、「イ・ガンインは中央に位置させ、フリーロールで自由に攻撃を主導できるようにしたい」と伝えた。
なお、U-23韓国代表は昨年10月に行われた予選でフィリピン、東ティモール、シンガポールと同居したグループを3戦全勝で突破している。
本大会でグループCに入ったU-23韓国代表は、6月2日にマレーシア、5日にベトナム、8日にタイの順で対戦。
グループA~Dまで各上位2チームが決勝トーナメントに進出し、11~12日に準々決勝、15日に準決勝、18日に3位決定戦、19日に決勝が行われる予定だ。
以下、U-23韓国代表のメンバー。
※オム・ウォンサン(蔚山現代)がA代表招集のため不参加が発表。ヤン・ヒョンジュン(江原FC)が追加招集。
◇
―GK
ゴ・ドンミン(慶南FC)
ミン・ソンジュン(仁川ユナイテッド)
パク・ジミン(水原三星ブルーウィングス)
―DF
キム・ジュソン(金泉尚武)
キム・テファン(水原三星ブルーウィングス)
パク・ジェファン(慶南FC)
イ・ギュヒョク(全南ドラゴンズ)
イ・サンミン(忠南牙山FC)
イ・ハンボム(FCソウル)
チョ・ヒョンテク(富川FC 1995)
チェ・ジュン(釜山アイパーク)
―MF
コ・ヨンジュン(浦項スティーラース)
コ・ジェヒョン(大邱FC)
クォン・ヒョクキュ(金泉尚武)
オム・ジソン(光州FC)
イ・ガンイン(マジョルカ/スペイン)
イ・ジンヨン(大邱FC)
チョン・サンビン(グラスホッパー/スイス)
ホン・ヒョンソク(LASKリンツ/オーストリア)
ヤン・ヒョンジュン(江原FC)
―FW
パク・ジョンイン(釜山アイパーク)
オ・セフン(清水エスパルス/日本)
チョ・ヨンウク(FCソウル)
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