2002年日韓W杯出場経験があり、かつて大宮アルディージャにも在籍した元韓国代表MFイ・チョンス(40)が、テレビ番組で現役時代の“罰金総額”を告白した。
【関連】「史上最大の強盗」日韓W杯スペイン戦の韓国に非難の声
イ・チョンスは3月8日、韓国SBSのバラエティ番組『靴を脱いでバツイチフォーメン』(原題)に出演。
そこで、番組レギュラーのイ・サンミンは、イ・チョンスについて「サッカー界の“悪童”という別名だけでなく、韓国の審判の間でもイ・チョンス出場試合に割り当てられたくないという声が出るほど、恐れられた存在」と紹介した。
また、現役時代に科された罰金総額が7550万ウォン(日本円=約755万円)に上ることも伝えた。
これについてイ・チョンスは、「他人に直接的な反則をしたというより、(口でした)反則の方が多かった。抗議もあった」と反則の内容を振り返った。
すると、番組レギュラーのタク・ジェフンが「お前は何を言っているんだ。俺と一緒にボールを蹴ったことがあるだろう。アマチュア大会でのことは思い浮かばないのか」と、イ・チョンスにまつわるエピソードを公開。
「正式なサッカー大会でもない、とある地域の生活スポーツに芸能人サッカーチームとして出場した。(イ・チョンスは)選手出身だったが、特別に出場できるようにした」とし、以下のように続けた。
「芸能人サッカーチームで信じることができたのはチョンスが唯一だった。俺が考えるに、選手出身の人は最善を尽くすこともあれば、そうでないときもあるだろう。ただ、俺が見たチョンスはワールドカップのときより目がくらむほど一生懸命プレーしていた」
「ただ、チョンスと相手チームの選手の2人が大騒ぎになった。同じチームのなかからも“なぜイ・チョンスはああなのか”という声が出たほどだ。その後、チョンスがボールを奪われた際、相手選手のかかとを蹴ってすぐに退場となった。一般人の大会で退場することはめったにないのに」
これに対しイ・チョンスは、「異議を申し立てるが、正しい話だ。アマチュアの方々は、選手出身はいくらタックルを受けても痛くなく、すべて避けると思ったのだろう。その痛みがたまって、相手が先に入って来たときに自分が正しいタックルをした。それで退場させられた」とし、「ピッチを去るときは自分自身がとても哀れだった」と振り返った。
(記事提供=OSEN)
■日韓W杯で活躍した“韓国の英雄”アン・ジョンファンに賛否両論の理由
前へ
次へ