J1リーグの清水エスパルスへの加入が噂される蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)のFWオ・セフン。そんな彼が昨シーズンのKリーグ1(1部)最終戦で決めたゴールが話題だ。
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昨年12月5日、ホームの蔚山文殊サッカー競技場で行われたKリーグ1第38節の大邱(テグ)FC戦でオ・セフンは先発フル出場。前半に追加点となるゴールを決め、チームを2-0の勝利に導いた。
オ・セフンのゴールが生まれたのは前半ロスタイムの場面(6:44~)。
当時、イ・チョンヨンからパスを受けた左サイドバックのソル・ヨンウがダイレクトでペナルティエリア内にクロスを放ると、中央で相手センターバック2枚に挟まれていたオ・セフンが力強いヘディングを放つ。相手GKの必死の横っ飛びも間に合わず、シュートはそのままゴールネットに吸い込まれた。
オ・セフンは得点以前にも、身長193cm、体重85kgの体格を活かしたプレーが光った。前半22分(3:09~)にはペナルティエリア手前でパスを受けると、フィジカルを活かしたポストプレーで相手DFプレッシャーをものともせず、味方のシュートチャンスを創出。
直後(3:22~)には右サイドから上がったクロスに反応。身長195cmの相手DFチョン・テウクとの競り合いを制し、高い打点からボールを叩き込んだ。ただ、その後VARによる確認の結果ノーゴールとなり、惜しくも得点は認められなかった。
この試合の2ゴールを含め、2021シーズンは公式戦通算26試合10ゴール4アシストを記録したオ・セフン。来季のさらなる飛躍が期待されるところだ。
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