元湘南イ・ジョンヒョプの新天地はKリーグ2部。過去に日本人選手もいた慶南FCに加入

かつて邦本宣裕(23、現・全北現代モータース)も所属した韓国Kリーグ2(2部)の慶南FCが、韓国代表FWイ・ジョンヒョプ(29)の獲得を発表した。

【写真】イ・ジョンヒョプの“幸せいっぱい”ウェディングフォト

1991年生まれのイ・ジョンヒョプは2013年に釜山アイパークでプロデビュー。翌2014年に軍隊チームの尚州尚武(現・金泉尚武)に入隊し、25試合4ゴールをマークした。この活躍から当時のウリ・シュティーリケ元監督の目に留まり、韓国A代表にも抜てき。2015年アジアカップで大活躍を披露し、自身の名を広く知らせた。

その後、2015年に転役(除隊)して釜山に復帰したイ・ジョンヒョプは、これまでKリーグ通算185試合に出場し、46ゴール19アシストを挙げた。この間、2018年には湘南ベルマーレにレンタル移籍で加入し、公式戦通算23試合に出場して2ゴールを記録した。

(写真提供=慶南FC)イ・ジョンヒョプ

イ・ジョンヒョプは186センチ76キロの優れた身体条件を持つセンターフォワードだ。得点力はもちろんのこと、ポストプレーやポジショニングなど、攻撃に活力をもたらす能力に長けている。慶南FC率いるソル・ギヒョン監督が追求する組織的できめ細かなサッカーにもフィットするはずだ。

また、釜山所属時の2019シーズンにはKリーグ2で31試合13ゴール4アシストの活躍を上げているため、期待感も大きい。

イ・ジョンヒョプは「慶南FCに来られて光栄であり、嬉しく思っている。ソル監督とともにできて期待が大きい。チームの目標であるKリーグ1復帰のため最善を尽くしたい」と意気込みを明かした。

メディカルチェックなどの契約手続きを終えたイ・ジョンヒョプは、統営(トンヨン)で行われている慶南FCの合宿に合流し、チームの適応に務める予定だ。

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