「経験は日本だがカタールは無視できない長所も」韓国メディアのアジア杯決勝展望とは?

日本はグループリーグや決勝トーナメント1回戦、準々決勝で良い試合力を見せられなかった。しかし、準決勝で今大会の優勝候補最右翼に挙げられていたイランを迎えて、3-0の大勝を収めた。

不振が続いたが、もっとも決定的な瞬間にチームのコンディションが上がった印象だ。

欧州組の経験と競技力、チームの雰囲気など肯定的な要素も多い状況だ。イラン戦に出場したベスト11のうち、GKを除いたフィールドプレーヤー10人が全員欧州でプレーするほど、スコッドもしっかりしている。通算5度目の優勝を狙いたくなるのも当然の状況だ。

カタールの流れも良い。カタールはグループリーグでサウジアラビアを抑えて1位になった。決勝トーナメント1回戦でイラクを制し、準々決勝では優勝候補の韓国を制した。

その流れに乗って開催国UAEも完破した。

カタールは決定力が強みだ。これまでの6試合で16ゴールを決めた。8ゴールで得点ランキング1位を走るアルモエズ・アリが確かな決定力を誇っている。

経験では日本が優勢だが、カタールも無視できない。

世界的なスーパースターで、現在はカタールのアル・サッドでプレーしているシャビ・エルナンデスは大会前、カタールが決勝に進出して日本を下し優勝するだろうと予想した。

当時は“贔屓目の展望"という評価が支配的だったが、カタールが今回の大会で見せている競技力と成果なら、優勝も十分可能かもしれない。

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